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【バイク用タイヤ】GP-210はオフロード車のオン走行を快適にする!

こんにちは!
バイク歴40年以上の「むらなす」です。

オフロード系バイク用のタイヤって種類が多くて悩みますよね。

タイヤ交換したいけど、次のタイヤは何にしようか…
私も悩みました。

あかなす君

タイヤって種類が多すぎて、よくわかんない…

むらなす

オフロード系のバイクに、オンロード重視タイプのデュアルパーパス系タイヤを履くと、走りが激変するよ!


我が愛機 Kawasaki 250TR(オフロード系バイク)のオンロード走行を快適にしたくて選んだタイヤはIRC(イノウエゴム)GP-210(ジーピー・ツー・テン)

GP-210はオン・オフ両用(撮影:むらなす)

オフロード系・アドベンチャー系バイクで主にオンロードを走るライダーにGP-210は最適! グリップが良くて長持ち、しかも安い‼︎

オフロード系バイクにオンロード重視のタイヤを検討しているライダーに役立つ情報をまとめました。
オフロード系・アドベンチャー系・デュアルパーパス系バイクでオンロードを快適に走るためのタイヤならIRCイノウエゴムGP-210

GP-210を2年履いて、次もまたGP-210を選んだ「むらなす」が詳しくレビューします。
この記事を書いた「むらなす」の自己紹介は こちら

※本ページにはプロモーションが含まれています。
目次

GP-210はオフロードバイクでオンロードを走るためのオン&オフ両用タイヤ

画像引用元:メーカーHP
あかなす君

独特なタイヤ・パターンだなぁ

むらなす

スリックタイヤに極太の溝って感じだね。
オンロードのグリップと、濡れた道での排水性を両立しているんだよ。


GP-210はオフロードバイクでオンロードを快適に走るためのタイヤです。

  • フロント:スポーツ系コンパウンドを採用しバツグンのグリップ力!
  • リア:耐摩耗性を重視、ロングライフのコンパウンドを採用しアスファルト走行でも長持ち!
  • パターン:排水性能に優れた特徴的な極太の溝でウェット路面も快適! 軽いオフロード走行も可能

実際、このタイヤにしてからコーナーリング中のグリップ安定感・安心感が段違い!
そしてロングライフ…2年以上(走行18,000km以上)もちました。

タイヤをGP-210にしたら…コーナーリングが楽しくなった!

実際、履いてみた感想…

  • グリップがよく特にコーナーでの走行安定性が増した
  • 長持ち(減らない)
  • 雨の日も安心(排水性が良い)

特にコーナーリングは「俺の腕、あがったんじゃね?」って勘違いするくらい快適になりました。

撮影:むらなすのバイク仲間

聞くところによると…メーカーの開発コンセプトは「モタードレースで勝ちに行くタイヤ」だそうです。
道理でグリップが良いはずですね。

メーカーHP製品紹介 >>> こちら

メーカーは(IRC)イノウエゴム

画像引用元:メーカーHP

会社名:井上ゴム工業株式会社
設立:1926年
本社:愛知県名古屋市

ぶっちゃけ、ダンロップやブリヂストンに比べ地味なイメージですが…
名古屋に本拠地を置く、老舗の国産タイヤメーカーです。

メーカーHP会社概要 >>> こちら

タイヤサイズ(品揃え)は少ない

↑ 画像引用元:メーカーHP



主にオフロードバイク・アドベンチャー系バイク・デュアルパーパス系バイクに適合するようなサイズの品揃えです。
大型バイクや小排気量のバイクに適合するタイヤは無いかも知れません。
バイク屋さんなどプロに良く相談してチョイスしましょう。

メーカーHPタイヤサイズ紹介 >>> こちら

GP-210の長所…グリップが良くて長持ち、しかも安い!

撮影:むらなす
あかなす君

グリップよくて、安くて長持ち…
本当なの?

むらなす

純正のブロックタイヤより格段にグリップがイイよ
2020年に前後合わせて13,000円くらいで買って
2年2ヶ月使って、走行18,400km…
こんなに長持ちしたタイヤって初めてだね!


グリップがよくてロングライフ(長持ち)。
しかも安くてコスパ最高。
IRCの GP-210は、長所が多いバイク用タイヤです。

グリップが良い(コーナーでの安定性が増した)

グリップがよいので、ブロックタイヤの頃に比べて格段に安定性が増した感があります。
特にコーナーリング!
安心して倒し込める。
ブレーキングも安心。

撮影:むらなす

ウェット(雨)の路面も安心
ブロックタイヤに比べて格段に走行しやすくなりました。
排水性も考慮したトレッドパターン(タイヤパターン)のおかげです。

ノーマル(純正)ブロックタイヤには、もう戻れません。
ブロックタイヤってカッコいいんですけどね…

道路の縦溝(グルービング)にハンドルを取られなくなった

道路のグルービング(縦溝)

ツーリング中、コーナーに突如あらわれる道路の縦溝(グルービング)
実は私…純正ブロックタイヤの頃はこの縦溝(グルービング)が恐怖でした。
ハンドルを取られてフラフラして倒しこむのが怖い!!
縦溝(グルービング)のある道では鈍足の低速になってました。
後ろから車が来たら道路の左端によけて道を譲っていたほどです。

撮影:むらなす

しかし、タイヤをGP-210に変えてから状況は激変!
ほとんど…全くと言っていいほどハンドルを取られません。
縦溝(グルービング)のない道路と同じように縦溝(グルービング)の施された道を快適に走れます
快適に走れるって…心理的にも安全上も、とても重要です。

ロングライフ(長持ちした)

撮影:むらなす

「なかなか減らない魔法のタイヤ」ってウワサは本当でした。
なんと2年(正確には2年2ヶ月)も持ったのです!

距離にして 18,400km

40年に渡る長いバイク人生で、こんなに長持ちしたタイヤは初めてです。
しかも交換する直前、すり減っていてもグリップに不満はありませんでした。

スリップサインが出てなかったし、もっとすり減るまで乗ってみたかったのですが…タイヤが段減りしてきたので新品に交換した次第です。

コスパが良い(安い)

撮影:むらなす


大手通販の実勢価格(本体価格、送料別)は
・フロント:6,000円〜
・リア:8,000円〜
(2022年12月現在)

ちなみに私が初めてGP-210を買ったのはモノタロウ(2020年2月)。


当時は前後タイヤ合わせて送料込み・税込で約13,000円でした。
バイク仲間にタイヤを組んでもらったので工賃はゼロ。

2回目は馴染みのバイク屋さんで前後タイヤ交換(2022年4月)。
この時はチューブ・リムバンドも交換したのですが、工賃も込みで3万円からお釣りが来ました(安っ!)。
他のメーカーに比べてダントツの安さです。
しかも性能がよい

GP-210の短所…ほとんどない

あかなす君

欠点ないの?

むらなす

ロードノイズが少し大きいことと
超低速のとき、微妙に振動を感じることくらいかなぁ…
気にならないレベルだね。

とても満足なタイヤで、不満はほとんどありません。
これから述べる短所は「あえて言えば」というレベルです。

ロードノイズがやや大きめ

撮影:むらなす

特にブレーキング時、「ガー」というか「ゴー」というか…独特のロードノイズが聞こえます。
でも、ぶっちゃけ気になりません。
むしろブレーキング時のロードノイズを聞きながらブレーキングの強弱を調整しているので、私としてはブレーキング時のノイズが役に立ってます。
ブレーキング時のロードノイズを聞きながらブレーキングをすることにより、限界を超すような(ロックするような)ブレーキングを回避できるのです。

極低速(徐行)時、微振動をハンドルに感じる

撮影:むらなす

信号停車する直前の極低速時、ハンドルに微振動を感じます。
極低速時の振動は、GP-210独特の溝が太いタイヤパターンによるものです。
しかし、これもさほど気になりません。
スピードが乗れば感じなくなるからです。
(振動は純正ブロックタイヤの方がヒドかった…)

林道などオフロードではブロックタイヤほどのグリップは期待できない

撮影:むらなす

ON & OFF 両用となってはいるけれど…
アスファルト道路メインを前提として開発されたオンロード指向の強いタイヤなので、林道のようなオフロードには正直弱いです。
(完全なオンロードタイヤよりマシだけど…)

しかし私のツーリングは…99%以上がオンロード(アスファルト)道路なので、オフロードに若干弱い点に関しては全く気になりません。

オフロードに弱いとは言え、GP-210は一応 ON & OFF 両用のタイヤなので ツーリング中に時々出くわす工事中などの未舗装路(軽いオフロード)にはビビらなくなりました。
(オンロードタイヤの時は工事中の未舗装路が怖かった…)

オフロードでもスピードを落とせば、それなりにグリップするので安全に走れますよ。

タイヤサイズの品揃えが少ない

↑ 画像引用元:メーカーHP


実は…私の愛機 Kawasaki 250TR のフロントタイヤ純正サイズ(90/90-19)は品揃えがありません。
そのため、フロントタイヤは やむを得ずワイドアップして 100/90-19 を履いてます。
リアタイヤは ほぼ純正と同じサイズ(4.10-18)があったので、それを履いてます。

こんなに良いタイヤなのに、なぜかサイズの品揃えが少ない
このタイヤ(GP-210)を履きたいけど、サイズが無くて履けない…というライダーが多くいるはずです。

正直、メーカーさんには頑張って欲しいところですね。

GP-210に履き替える際の注意点

タイヤを交換する際は、さまざまな注意が必要です。
特に、オフロード用のタイヤからGP-210に変更するときは、空気圧に気をつけましょう!

サイズ選びは慎重に!

撮影:むらなす

サイズの品揃えが少ないので、やむを得ずワイドアップ(またはダウン)して履くことになるかも知れません。
純正でないサイズのタイヤを選ぶ際はバイク屋さんなど、プロに良く相談して決めましょう。

チューブレスタイヤは特に品揃えが少ない

引用元:IRC

主にオフロードバイクなどのチューブタイヤメインなので、チューブレスタイヤの品揃えが極端に少ないです。
あなたのバイクがチューブレスタイヤであれば、注意が必要です。

空気圧に注意!(特にブロックタイヤからの履き替え)

あかなす君

空気圧は、ブロックタイヤのときより高めにするんだね。

むらなす

そうだよ。
空気圧が低いとタイヤが腰砕けになって、とても危ない。


あなたが乗ってるバイクの純正タイヤがブロックタイヤの場合、GP-210に履き替えたらメーカー規定の空気圧より高くしましょう。

ブロックタイヤはその性質上、規定の空気圧をやや低めに設定し接地面積を増やすことによりオフロードでのグリップを確保しています。

オンロード指向の強いGP-210は低い空気圧ではダメです!

撮影:むらなす

オンロードタイヤは特にコーナーリング時、ブロックタイヤより高い空気圧でしっかり踏ん張ることにより路面とのグリップを確保している!

オンロードタイヤの空気圧が低いとコーナーリング時にタイヤが変形し、腰砕けになってグリップが落ちて超危険!

むらなすの失敗談

GP-210の空気圧を純正ブロックタイヤの時と同じ空気圧(メーカー規定の空気圧)にした結果、コーナーリング中にタイヤが腰砕けになりリアが流れた。
怖かった…(幸い、コケずに済んだ)

撮影:むらなす

愛機 Kawasaki 250TR 純正ブロックタイヤを装着した時のメーカー規定空気圧は

  • フロント:150kpa(1.50kgf/㎠)
  • リア:175kpa(1.75kgf/㎠)

しかし、GP-210を履いている今は250TRと車格が似ていてオンロードタイヤを履いているKawasaki エストレヤのメーカー規定空気圧と同じにしています。

出典:Kawasaki

Kawasaki エストレヤのメーカー規定空気圧
・フロント:200kpa(2.00kgf/㎤)
・リア:220kpa(2.20kgf/㎤)

空気圧を高くした結果、GP-210本来の性能を発揮してくれて超快適なツーリングを楽しめるようになりました。

まとめ:オフロードバイクでオンロードを快適に走りたいならIRCのGP-210!

撮影:むらなす

愛機のタイヤをIRCのGP-210に変えてから、ツーリングが数倍楽しくなりました!
2年履いて、また同じGP-210を選んで履いてます。

どんなバイクやライダーにおすすめ?

  • モタード系バイク
  • オフロードバイクにオンロード指向のタイヤを履かせたいライダー
  • アドベンチャー系バイク
  • デュアルパーパス系バイク

上記のようなバイクやライダーにおすすめです。
ちなみに我が愛機 Kawasaki 250TR は元々オフロード系のバイクですが、デュアルパーパス系に分類されることもあります。

どこで、どうやって買える?

  • バイク屋さん
  • 大手バイクショップ
    (2りんかん・ライコランド・ナップス など)
  • 大手通販
    (Amazon・楽天・Yahoo!・モノタロウ など)

バイクを買ったバイク屋さんに相談するのがベターと言えます。
タイヤサイズなど分からないことは相談して決めましょう。
自分で交換できる(工具を持ってる)ライダーは通販で買うのもありです。
(通販で買って自分で組めばかなり安く済む!)

撮影:むらなす

タイヤをGP-210に変えてから私のツーリングは更に楽しくなりました。
オンロードはもちろん、多少の荒れた道や工事中の未舗装路を苦もなく走れるからです。
次もIRCイノウエゴムのGP-210を履くことになりそうです。

今回はIRCイノウエゴムのGP-210タイヤについて紹介しました。
この記事がGP-210を履いたことがないライダーや検討中の方のお役に立てば幸いです。
楽しく、そして安全なバイクライフをあなたにも!

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