ツーリング

宇佐神宮(大分県)にツーリングしてきた!【バイクで神社巡り】

宇佐神宮上宮

こんにちは、バイク歴40年の むらなす です。

バイクで宇佐神宮(大分県宇佐市)へ行ってきました。

国宝 宇佐神宮は歴史ある由緒正しい神社です。

正直、行くまでは敷居が高そうなイメージを勝手に持ってました。

でも実際に参拝してみたらそんなことはなくてむしろ親しみの持てる、心やすらぐ神社です。

↑ 表参道



この記事を読めば宇佐神宮へ行くときのアクセス・参拝順序・他宮とは違う参拝作法・御朱印・お守りなどについて分かります。

これまで50社以上の神社を参拝し30社以上の御朱印を頂いた私「むらなす」が宇佐神宮の魅力をバイク乗りの目線で紹介します。

宇佐神宮は全国の八幡宮の総本宮で皇族の方々に崇敬されている由緒正しい神社。

↑ 天皇陛下が参拝されてた!



宇佐神宮を実際に参拝して分かった情報をこの記事にまとめました。

時間をかけてじっくり参拝して大満足!

せっかく宇佐神宮に行くなら、予備知識を持って出かける方が楽しめますよ。

宇佐神宮へ行きたい人、行く予定の人は是非この記事を読んでお出かけくださいね。

この記事を書いたむらなすの自己紹介は こちら

宇佐神宮の歴史・概要

↑ 国宝:上宮本殿



宇佐神宮は歴史が古く、皇族の方々をはじめ多くの方々に崇敬される由緒正しい神社です。

  • 現在の地に建立されたのは725年(神亀2年)
  • ご祭神:八幡大神(はちまんおおかみ)(応神天皇)・比賣大神(ひめのおおかみ)・神功皇后(じんぐうこうごう)
  • 全国に4万社あまりある八幡様の総本宮
  • 上宮本殿は国宝
  • 皇室の方々の崇敬が篤(あつ)い
↑「皇族下乗」の立て札
皇族の方々もここからは自分の足で
歩いて参拝しなくてはならない
(「下乗」とは「乗り物を降りて下さい」の意)



宇佐神宮の歴史・概要についての詳細は

をご覧ください。

アクセス情報

↑ 熊本からバイクで実際に走ったルート



九州主要都市からの時間と距離

  • 福岡市から:約2時間(134km)…高速道路併用
  • 熊本市から:約3時間半(138km)…一般道のみ
  • 鹿児島市から:約5時間(364km)…高速道路併用

出発地によっては高速を使わず一般道を使う方が安く早く着く場合があります。

ちなみに私の住む熊本市からは高速道を使うより一般道の方が早く着きます。

宇佐神宮の駐車場はバイクなら100円!

↑ 駐車場管理棟の料金表
  • バイク…100円
  • 普通車…400円
  • マイクロバス…1,000円
  • 大型・中型バス…1,500円

駐車料金はバイクなら1回100円! 時間は関係ありません。

バイクの場合

  1. 入口ゲート昇降バー横のスキマから入る
    (路面に誘導を書いてある)
  2. 駐車場に入ると係員が出てきて誘導してくれる
  3. 係員に駐車料金を支払う(前払い)
  4. 駐車券は無い
  5. バイク専用駐輪スペース(トイレ横)に駐輪する
  6. 出る際は出口ゲート昇降バー横のスキマから出る
    (出口の自動精算機を使わない)
↑ 駐車場はかなり広い
(記念撮影後すぐに移動しました)

車の場合

  1. 入口ゲート昇降バーが上がってから駐車場に入る
  2. 駐車券は無い
  3. 空いてるスペースに駐車する
  4. 出る際は出口ゲートの自動精算機で駐車料金を支払う(後払い)
  5. 駐車料金支払い完了後、出口ゲートの昇降バーが上がってから出る

宇佐神宮の参拝は上宮→下宮の順で!

↑ 上宮



宇佐神宮の広大な敷地には国宝の上宮(じょうぐう)下宮(げぐう)があります。

先に上宮、次に下宮の順に参拝しましょう。

上宮だけを参拝すると「片参り(かたまいり)」になってしまいます。

片参りにならぬよう、上宮と下宮の両方を参拝しましょう

上宮(じょうぐう)

↑ 上宮(二之御殿)



国宝の上宮は小高い丘の上に建立され今に至ります。

上宮は国家の神様です。

  • 一之御殿…八幡大神(はちまんおおかみ)
  • 二之御殿…比賣大神(ひめのおおかみ)
  • 三之御殿…神功皇后(じんぐうこうごう)

一之御殿 → 二之御殿 → 三之御殿の順に参拝しましょう。

下宮(げぐう)

↑ 下宮



下宮は上宮参拝後、左側から階段を降りた順路の先にあります。

下宮は民衆の神様です。

  • 一之神殿…大神比義命(おおがのひぎのみこと)及び八幡大神(はちまんおおかみ)
  • 二之神殿…比賣大神(ひめおおかみ)
  • 三之神殿…神功皇后(じんぐうこうごう)

一之神殿 → 二之神殿 → 三之神殿の順に参拝しましょう。

宇佐神宮の拝礼作法は 二礼・四拍手・一礼

宇佐神宮の拝礼作法は太古の昔から二礼・四拍手・一礼

上宮・下宮ともに二礼・四拍手・一礼です

他の神社とは拝礼作法が違うので注意しましょう。

  1. 二回お辞儀をする(二礼)
  2. 四回拍手をする(四拍手)
  3. 一回お辞儀をする(一礼)

二礼・四拍手・一礼の前と後に軽くお辞儀をしてあいさつすると尚良いです。

お願い事は二礼・四拍手・一礼のあとにしましょう。

宇佐神宮の御朱印は300円

↑ 直書きです!



御朱印の初穂料(お代)は300円です。

御朱印は「御朱印所」でいただけます。

御朱印所は鳥居から進むと表参道沿の右側、神宮庁の先にあります。

↑ 御朱印所



一般的に御朱印は参拝のあとに参拝の証しとして授かるものです。

しかし宇佐神宮の場合は先に(参拝の前に)御朱印帳を御朱印所に預けて参拝します。

参拝している間に神職様が御朱印を書いて下さります。

そして参拝後、御朱印所に立ち寄り初穂料を納めて預けた御朱印帳を頂く…こういう仕組みです。

とても合理的で混雑を防げる仕組みですね。

持参の御朱印帳に書いていただく場合の手順

  1. 参拝前に御朱印帳を御朱印所に預ける
    (その際、書いていただきたいページを開いて分かるようにしておく)
  2. 受付の番号札(預かり証)を受け取る
  3. 本殿(上宮・下宮など)を参拝する
  4. 参拝後 再び御朱印所へ行き初穂料を納め、番号札と引き換えに自分の御朱印帳を受け取る

受け取る際は自分の御朱印帳であることと書いていただいた内容(ページ)を確認しましょう。

預けた御朱印帳の受け取りを忘れないように!

ちなみに御朱印所ではお守りは手に入りません。

お守り・お札は上宮前の授与所で!

↑ 右手前に見えるのが「授与所」
写真の左側は上宮



お守りは上宮すぐそば、上宮の向かいにある「授与所」で受けることができます。

お札やおみくじなどもここで受けれます。

宇佐神宮のカードタイプ金運お守りは1,000円

お守りは色々ありますが…

今回、私が選んだのは カードタイプの金運お守り。

財布やカードホルダーに入れることができます。

見る角度によって見える文字が変わって面白い。

いかにも今どきのお守りですね。

お土産物や休憩は仲見世で!

駐車場近く、参道の脇には「仲見世」がありお土産物屋さんや飲食店が軒を連ねます。

個人的にここの「唐揚げ」が大好き!

1パック780円でした。

大分県は県民ひとり当たりの鶏肉消費量が多く、唐揚げやとり天がとても美味しい土地柄。

宇佐には「宇佐唐揚げ」があり、お隣り中津市の「中津唐揚げ」と並んでとても有名です。

宇佐の唐揚げについてはまた別の機会に紹介しますね。

宝物、行事など

↑ 国宝 孔雀文磬(くじゃくもんけい)
画像引用元:大分県HP

宝物館(国宝 孔雀文磬 収蔵)

画像引用元:宇佐神宮公式HP
国宝・孔雀文磬
画像引用元:宇佐神宮公式HP

宇佐神宮には「宝物館」もあります。

今回 私が参拝した日は休館日で見学できませんでしたが、国宝「孔雀文磬」をはじめ国指定重要文化財・県指定有形文化財を多く収蔵する宝物館もせっかくならば見ておきたいところです。

流鏑馬(やぶさめ)神事

毎年8月1日には流鏑馬(やぶさめ)神事があります。

鎌倉武士の装束に身を包んだ射手が馬に乗り馬を走らせながら馬上から的を射抜き無病息災や五穀豊穣を祈念する神事です。

勇壮な流鏑馬神事、是非見てみたいですね。

そのほかにも宇佐神宮には四季折々、色々な行事があります。

宇佐神宮公式HPで行事をチェックして参拝するのも楽しそうですね。


宇佐神宮はじっくり回れば軽く1時間以上かかる

宇佐神宮は歴史が古く由緒正しい神社です。

皇室をはじめ多くの方々に崇敬される全国八幡様の総本宮。

じっくり回れば軽く1時間以上はかかります

今回、私の実際の滞在時間は約2時間半でした。

せっかく参拝するのであれば時間をかけてじっくり参拝されることをおすすめします。

私自身、2時間半滞在しましたが全て回りきれませんでした。

回りきれなかった所や休館日だった宝物館を目指して また行きたいと思ってます。

この記事が宇佐神宮を訪ねたことがない人やこれから宇佐神宮に行くことを計画している人のお役に立てれば幸いです。

楽しく、そして安全なバイクライフをあなたにも!




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