こんにちは、むらなすです。
バイク乗りに欠かせない超重要アイテムのひとつ、グローブ。
皆さんは今 使っているグローブに満足してますか?
色々ありすぎて、何を選んで良いのか分からなくなりますよね。
かつて私も快適なグローブがなかなか見つからずに苦労しました。
プロテクター入りのゴツいグローブを買って使ってみたけど、プロテクターが手の甲に干渉して痛くなり使うのをやめた経験があります。
(私の手の骨格が原因かも知れませんが…)
バイク歴・無事故歴ともに40年以上の私が長く愛用しているのは、プロテクターなしのレザーグローブ。
牛革製でプロテクターなしのレザーグローブは快適で違和感がなく、長時間ツーリングでも手が疲れず痛くもなりません。
この記事を読めばプロテクターなしレザーグローブの特徴、長所と短所が分かります。
違和感がなくラクな装着感のグローブなら、プロテクターなしレザーグローブがオススメです。
※プロテクター入りグローブを否定する意図は全くありません。プロテクター入りの素晴らしさも良く理解してます。
(実際、3シーズン使ったことがあります。)
むらなすの自己紹介は こちら 。
結論
素手に近い違和感のない感覚のグローブをお探しなら、プロテクターが入ってないレザーグローブがオススメです。
プロテクターが入ってないから装着感が自然で違和感がありません。
ここで言うプロテクターとは、手の甲を保護するプラ製の保護材のこと。
プロテクターは手の甲を保護してくれるのと引き換えに装着感が良くない場合があります。
(個人差とデザインによる違いで装着感が損なわれない人もいます。)
オーソドックスなデザインのプロテクターなしレザーグローブは長時間使用しても手が疲れないし、痛くもなりません。
長時間ツーリングで使用しても違和感がない・疲れないというのはライダーにとって安全にも直結する最重要な要素です。
レザーグローブとは
一般的に革で作られたグローブをレザーグローブと呼びます。
素材には牛革、シープスキン、豚革、合皮などがあります。
牛革
最も多く見かけるのは牛革製のレザーグローブ。
リーズナブルで耐久性があります。
私が現在使っているのは牛革製。
今年で3シーズン目です。
その前に使っていた牛革製レザーグローブは10年使いました。
シープスキン
シープスキンとは羊の皮。
牛革に比べて柔らかくてしなやか、バツグンのフィット感です。
しかし高価で耐久性が低い(長持ちしない)。
20代の頃にレーサーレプリカモデルのシープスキングローブを使ったことがありますが、2年で指先が破れました。
豚革
豚革は比較的安価ですが牛革に比べるとゴワゴワした感じがあります。
バイク用品ブランドは豚革グローブをほとんど作ってません。
ホームセンターなどの作業用グローブのコーナーで豚革グローブを良く見かけます。
作業用豚革グローブはバイク用として使えないこともないけど耐久性が短いです。
実際、ホームセンターで買った豚革製作業用グローブをバイク用として使ったことがありますが、2年目で使用不能になりました。
合皮(合成皮革)
合皮(合成皮革)はおおむね牛革より安価です。
手触りが柔らかい物もありますが、耐久性が牛皮に比べて劣る場合がほとんど。
合皮は一般的に劣化が早く、製造から3年が寿命と説明しているメーカーもあります。
長く愛用したいのであれば あまりオススメしません。
プロテクターなしレザーグローブ(牛革)の長所
ここでは最も多く販売されている牛革製のレザーグローブについて説明します。
手がラク!長時間の使用でも疲れない、痛くない
とにかく手がラク!
ツーリングって長い時は半日以上グローブをしていることになります。
そんな過酷な使用状況でも手に違和感を感じません。
プロテクターが無いのでプロテクターが手に干渉せず、手が痛くなりません。
違和感なく長時間のツーリングでラクに使えるのは、安全運転をする上でとても重要な要素です。
手にジャストフィット!
素材は しなやかで柔らかい天然皮革(牛革)なので手にジャストフィット。
使い込むうちに自分の手に馴染み自分の手の形に合ったグローブになってきます。
これは天然皮革ならではの特性。
合成繊維にはない良さです。
丈夫で長持ち!
天然皮革(牛革)であるにも関わらず、耐久性バツグン!
前回は10年使って指先の部分が限界を迎え破れました。
今回、買い換えて3年目ですが…破れそうな気配は全くありません。
丈夫であるということは、万一転倒などアクシデントに見舞われても手をしっかり保護してくれるということです。
レザーグローブはレトロ系・ネイキッド系・デュアルパーパス系・アメリカン系に良く合う
落ち着いたデザイン・色なのでクラシカルなバイクやネイキッド系・デュアルパーパス系・アメリカン系のバイクに良く合います。
逆に言えば地味なデザイン・色なのでスーパースポーツ系やレーサーレプリカ系のバイクには(デザイン的に)合わないかも知れません。
手洗いできる(ウォッシャブル)モデルもある
「手洗い可」と品質表示されているモデルは家で洗えます。
汚れてもへっちゃら!
汚れたら丁寧に手洗い(押し洗い・もみ洗い)して形を整えて陰干ししましょう。
汚れを落として手入れをマメにすれば長く使えますよ。
プロテクターなしレザーグローブの短所
プロテクターが無い
プロテクターなしモデルにはプロテクターは全く入ってません。
手の甲にプロテクターがないことに不安を感じる方は買わない方が良いです。
しかし、プロテクターが無いからこそバツグンの操作性と快適性が保たれています。
「プロテクターがない」ことを短所の項目に入れましたが、プロテクターがないことは長所にも転じる要素です。
色とデザインが地味
多くのメーカーが作っているレザーグローブの色は黒、茶、コゲ茶がほとんど。
レザーグローブはデザインと色が地味なモデルが多いのも事実。
レザーグローブはスーパースポーツ系やレーサーレプリカ系のバイクに似合わないと思う人も多いことでしょう。
派手な色やデザインのグローブはプロテクター入りの合成繊維製が多いです。
しかし逆に、レザーグローブはオーソドックスで飽きがこないとも言えます。
3シーズン(春・夏・秋)用なので…冬は厳しい
冬は正直ツライです。
牛革1枚なので冬の寒さには耐えれません。
冬は使用しないことをおすすめします。
(寒い冬は別にウィンターグローブを揃えることをおすすめします。)
全天候型なんだけど…雨の日はツライ
基本、雨の日以外のドライな状況での使用がイイです。
雨の日も使えないことはないけど…バイクのアクセルグリップ形状やグリップ劣化の具合により操作感が落ちます。
雨の日は(グリップが)滑ることもあるので要注意です。
そして、ほとんどのレザーグローブは防水ではありません。
雨に濡れたらグチャグチャに雨が染みてきます。
夏はまだしも…春・秋・冬は雨に濡れて使うと、とても冷たいのです。
(雨天の際は雨天用グローブの使用をおすすめします。)
プロテクターなしレザーグローブのまとめ
どんな人におすすめ?
- プロテクターなしのグローブを探している
- 操作性の良いグローブが欲しい
- 耐久性のある(長持ちする)グローブが欲しい
これらの条件に当てはまる方には牛革製のプロテクターなしレザーグローブがおすすめです。
どこで、どうやって買える?
装着した感覚など、実際に現物を見て試着して購入されることをおすすめします。
買った後に後悔しないためにも、是非現物を見て試着してから決めてください。
ブランドは多種多様です。
…などなど。
そのほか、大手バイク用品店チェーンのオリジナルブランドにも良品はたくさんあります。
ちなみに私の愛用品はBuggy(バギー)
Buggy(バギー)ブランドのレザーグローブを通算13年ほど使ってます。
この記事で紹介したいのですが、最近は実店舗でもネット通販でも品薄傾向…
特にLサイズは手に入りにくいようです。
(ネットで探すと3Lは見かけます。)
※2022年11月末現在の情報です。
レザーグローブは操作性バツグン!
しなやかな天然皮革(牛革)製のレザーグローブはアクセルワーク・ブレーキ操作・クラッチ操作など、操作性がバツグン!
ゴワゴワしてないので素手のような感覚で手に違和感なく操作できます。
レザーグローブは長時間使用しても手が疲れない、違和感がない!
時には半日以上使うことになるグローブ。
長時間使用しても疲れない・違和感がない・痛くならないというのはグローブを選ぶ際にとても重要な要素です。
使いやすいレザーグローブは安全運転に直結します。
丈夫で長持ち!
以前買ったレザーグローブは10年使えました。
10年使って中指が破れましたが、ほかは何ともありません。
革もしなやかなまま。
中指が破れていなければ、まだ使ってました。
買い替えた今回のモデルは3年目ですが破れそうな気配はありません。
丈夫ということは万一のアクシデントの際に、しっかり手を保護してくれるということです。
プロテクターなしは違和感がない
プロテクターが無いレザーグローブはしなやかな装着感で快適、そしてバイクの操作性に優れます。
プロテクターがないので長時間使用しても手が疲れず、プロテクターが手の甲に干渉しないので痛くもなりません。
今回はプロテクターが入ってなレザーグローブについて紹介しました。
この記事がプロテクターなしのレザーグローブを使ったことがない方や検討中の方のお役に立てば幸いです。
楽しく、そして安全なバイクライフをあなたにも!
免責事項
◆本記事内で紹介・説明している以外の手法やアイテムを否定する意図はございません。
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