梅雨の雨、通勤やツーリングのたびにびしょ濡れ…そんな経験はありませんか?
ボクはバイク歴40年以上の雨男ライダー。
これまで数えきれないほどの雨ツーリングを経験してきました。
だからこそ言えます。
「安物レインウェアは、走行中に裏切る」と。
この記事では、そんな失敗を重ねたボクが7年かけてたどり着いた“本当に濡れないレイン装備”の答えを、体験ベースで解説します。
「耐水圧〇mm」だけを信じて選ぶと損をします。
大事なのは、走行中に浸水しない“設計”と“信頼”。
梅雨の雨でもストレスなく快適に走りたいあなたへ。
この記事を読めば、濡れない・疲れない・長く使える装備選びのヒントが見つかります。
✅ 安物レインウェアは「浸水・蒸れ・バタつき」で失敗しがち
✅ 「耐水圧○mm」より“走行中に濡れない設計”が重要
✅ 通勤ならワークマン、長距離ならバイク専用がおすすめ
✅ ゴールドウインは7年以上使える耐久性と快適性が魅力
✅ 長靴・グローブ・ヘルメットも“雨仕様”で全身を守るべし
🟩 よくある質問・すぐ知りたい答えまとめ
- 「耐水圧20,000mm」でも、風圧が強いと水が染みてくることがあります
- バイク専用レインウェアは、バタつき防止や防水設計が段違いに優秀です
- 通勤ならワークマンもアリですが、長距離にはゴールドウインが最適です
- モンベルの長靴は防水性・動きやすさ・コスパすべてで高評価でした
- 雨天時の視界対策は「ピンロック or 長バイザー」が最強です
▼ 筆者が実際に7年以上使っている「本当に濡れないレインウェア」の後継モデルがこちら。
防水性・耐久性・動きやすさのバランスが絶妙な一着です。

雨の日バイク通勤は地獄?僕がやめた“安物レインウェア”の失敗談
「安いから」で選んだレインウェアが、雨の日を最悪にした話。
リアルな体験談から“選んじゃダメな理由”を3つ紹介します。
安いレインウェアはなぜ失敗するのか?リアルに起きた3つの問題
ボクが最初に使っていたレインウェア、実はホームセンターで買った安いやつ。
2,980円くらいで「これで十分じゃん!」と思ってたんだけど…甘かった。
【問題点1】雨が染みてくる。
耐水圧の数字は書いてあったけど、バイクで走ると風圧でじわじわ水が入ってくる。
「止まってれば濡れない」のに、「走ったら濡れる」って…意味ないよね?
【問題点2】蒸れる&ベタつく。
内側がビニールっぽい素材で通気性がゼロ。
ちょっと走っただけで背中も腕も汗だく。
しかも脱ぐときに肌にベタベタくっつくのが本当に不快だった。
【問題点3】バタつきの地獄。
高速道路で走ったら、服がバタバタ暴れて集中できない。
しかも風で引っ張られて腕が疲れる。もうこれは拷問レベル。
雨の日に“安物で我慢してる”バイク乗り、マジで損してると思う。
ボクはそれでレインウェアを買い替えた。
今は快適に通勤できてるし、昔の自分に「ケチるな!」って言いたい。
「耐水圧○mm」は本当に信じていいの?
「耐水圧20,000mm!」って書いてあると、安心感あるよね。
ボクも最初はそう思ってた。数字が高ければ防水も最強だって。
でも実際には、数字だけじゃ防げないのが“バイクの雨”なんだよ。
なぜなら、バイクは雨+風圧+速度のトリプル攻撃を受けるから。
止まってるときの雨と、時速60kmで走ってるときの雨、同じじゃない。
それに、耐水圧は生地の性能だけの数字。
縫い目やジッパー、フラップの処理が甘いと、結局そこから侵入する。
ボクの使ってるゴールドウインのレインウェアは、
たしかに20,000mmクラスの防水だけど、それ以上にディテールの作りが丁寧。
フラップで水の侵入を防いだり、シームテープ処理がしっかりしてる。
つまり、「○○mm」という数字より、
“走行中に濡れないか”を考えた設計になっているかどうかが大事。
カタログスペックに頼りすぎず、実際に走った人の声を信じてほしい。
ワークマンのレインウェアはアリ?ナシ?実際に試した正直レビュー
結論から言うと、“近距離・通勤ライダー”ならアリ。
でも、ツーリング派には微妙。
ボクも話題になってた「ワークマン最強カッパ」、試したんですよ。
たしかに安いし、見た目も最近はおしゃれ。撥水力も最初は文句なし。
でも、実際に30分以上の雨走行を繰り返すと、だんだん…
・バタつきが気になる
・内側が蒸れる
・長時間走るとジワッと染みてくる
この辺で不満が出てくる。
バイク専用じゃないから、ライディングポジションへの配慮がないのよね。
だからボクは結局、ゴールドウインに戻った。
値段は倍以上するけど、快適さと安心感はその何倍もある。
「一回買って終わり」じゃなくて、7年使ってるから逆に安上がりなんだよね。
「バイク専用」と「汎用品」の違いを知らないと損する話
「レインウェアってどれも同じでしょ?」って思ってた頃のボクに教えたい。
バイク用とそうじゃないもの、全然違うから!
汎用品は基本的に「歩く人」用。
でも、バイクは常に風を受ける=風でバタつく設計だと乗ってられない。
バイク専用品は:
・袖や裾にバタつき防止の調整タブあり
・ジッパーの上にフラップが付いてて雨が入りにくい
・ブーツやグローブと干渉しにくい設計
こういうディテールの積み重ねが、快適な梅雨ライドを支えてくれるんです。
あと、ライディング姿勢を想定してるから、前傾でも背中が突っ張らない。
地味だけど、これが長時間の走行だと効いてくる。
レインウェア選びで「安さ」だけ見るのは損。
“何に使うか”を考えて選ばないと、濡れるし疲れる。
ボクはバイク専用にしてから、梅雨でもライドが苦じゃなくなりました。
7年使ってわかった!ゴールドウインのレインウェアが梅雨に強い理由
7年使い続けたからこそ見えた、“ガチで使えるレインウェア”の真価。
数字やレビューじゃ伝わらない「本当に濡れない理由」、教えます。
7年間使っても壊れない!耐久性と防水性のリアル評価
2017年に買って、今(2025年)も現役。もう8年目突入。
ここまで使えるレインウェアって、正直ゴールドウイン以外ないんじゃないかと思う。
防水性は、最初のころは「もう完璧」。
その後も防水スプレーを定期的に使えば、性能はほぼ維持できる。
少し生地が柔らかくなった気はするけど、雨の侵入はほぼゼロ。
さらに、縫い目・ジッパー・フラップの精度が落ちてないのも驚きポイント。
使い終わったら室内干しして、風通しよく保管するだけ。
それだけでここまで長持ちするのは、正直すごい。
「耐水圧○mm」よりも、何年使えるか。
それが本当に“コスパがいいウェア”の見極めポイントだと思う。
LLサイズを選んだ理由|重ね着する人におすすめの選び方
ボクの体型は、174cm/74kg/ウエスト88cm。
ゴールドウインではLLサイズを選んでる。
理由はひとつ、中に防寒着を着こむため。
梅雨時の朝って寒いことあるよね?
でも昼間は暑くなる。
だから、下に着る服で体温調整するしかない。
冬の雨ツーリングにも重宝する。
中に防寒着を着れるから。
LLなら、防寒インナー+スウェットの上からでも無理なく着られるし、
腕や胴まわりがパツパツにならないから、動きやすさも確保できる。
しかもゴールドウインのレインウェアは、バタつき防止のベルクロやタブが優秀。
ちょっとサイズが大きくても、風でバサバサしない設計になってる。
「ぴったりサイズより、“ゆとり”がある方がバイクでは正解」って、マジで思う。
濡れない工夫はディテールにあり|バタつき防止・フラップ構造に注目
パッと見だと「普通のレインウェアじゃん?」ってなるんだけど、
ゴールドウインは細部の工夫がマジで効いてる。
たとえば、フロントジッパーの上にもう1枚、防水フラップがある。
これがあるだけで、走行中の“斜めの雨”が中に入りにくくなる。
さらに、袖・裾・首まわりには全部バタつき防止の調整機構付き。
特に高速道路では、この“バタつかない”ってだけで体力の消耗が全然違う。
防水って、ただ「水を弾く」だけじゃない。
どこからも“入れない構造”にすることが大事。
その点、ゴールドウインは「雨の日に走る人の目線」で作られてるなと実感する。
雨だけじゃない!春秋にも活躍する“ウィンドブレーカー”としての使い道
これ、あまり語られてないけど、バイク用レインウェアって“防風着”としても超優秀。
たとえば春や秋のツーリング。
朝晩は寒いけど、昼は暑い。そんなとき、ウインドブレーカー代わりにレインウェアが使える。
防風・防寒性能が高いから、
「今日は降らなそうだけど念のため」で持っていって、寒くなったらサッと着る。
ゴールドウインのレインウェアはデザインもスポーティで、
重ね着しても見た目がゴワつかないし、意外と街中でも浮かない。
“レインウェア = 雨専用”と思ってたら損する。
風が冷たい時期にもガンガン活用できる万能ウェアです。
穴が空いても直せば使える!補修キット活用で延命した話
実は1回、やっちゃったんですよ。
レインパンツがエキパイに触れて「ジュッ!」って。
穴あき確定。
でも、ここで捨てなかった。
レインウェア専用補修パッチで補修したら、また普通に使えるようになった。
パッと見た目は、どこを補修したのか、わからない仕上がり。
もちろん、機能的にもまったく問題なし。
これがバイク専用ウェアの強さ。生地がしっかりしてるから、修復できる耐久性がある。
安物なら、穴が空いたら即終了。
でも、ゴールドウインは“直して使えるレベルのクオリティ”がある。
結果的に、コスパ最強。
補修してでも着続けたいと思える品質って、そうそうないです。
「長靴でバイク?」モンベルで叶えた足元の快適・完全防水ライド
バイク専用ブーツじゃなくても、ここまで快適になるのか。
3年履いたからわかる「長靴の本気」、全部語ります。
バイク用ブーツより快適?モンベルの長靴が優秀な理由
「え、長靴でバイク?」って最初は思うかもだけど、
実際にモンベルの長靴を3年使ってみて、ボクはこう思った。
「これ、バイク用より全然アリだな」って。
モンベルの長靴は、登山用に設計されていて、
防水性はもちろん、作りが頑丈で動きやすい。
・シフトペダルが当たる部分もへたらない
・ふくらはぎまでしっかりカバーして雨が入らない
・長時間の歩行にも耐えられる設計
しかも価格はバイク専用ブーツよりも断然リーズナブル。
「バイク=専用装備じゃないとダメ」と思い込んでた昔の自分に、
「モンベル、めっちゃ使えるぞ」って教えてあげたい。
ゴツめソールは滑らない|ビブラム風でシフトも安心
雨の日に怖いのが、信号待ちや発進時の足元スリップ。
でもモンベルの長靴、ソールがゴツくてしっかり地面を掴んでくれる。
あの登山靴みたいな“ビブラム風”ソールがマジで優秀。
・停車中の安定感バツグン
・濡れたマンホールでも滑りにくい
・シフトチェンジの操作もちゃんとできる
特に「信号待ちでツルッといきそうになった経験がある人」は、
このグリップ力の違いに感動すると思う。
しかも、ブーツみたいに硬すぎないから、
足首の可動域が確保できて操作性も◎。
滑らず、疲れず、安い。
雨の日はこれで決まりでしょ。
通勤・街歩きでも違和感ゼロ!“おしゃれ長靴”の汎用性
長靴って、ダサい? ゴム臭い? 子どもっぽい?
ボクもそう思ってたけど、モンベルのやつは全然ちがう。
・黒やグレーなど落ち着いた色合い
・細めのフォルムでスタイリッシュ
・コンビニ〜街乗りでも浮かないデザイン
ボクが愛用する長靴の色は、オリーブグリーン。
靴底はオレンジ。
実は、一目ぼれして買っちゃいました。
正直、普通のレインブーツより“街向き”かもしれない。
ツーリングに使ったあと、そのまま温泉街を歩いても違和感ゼロ。
むしろ「それどこの?」って聞かれたことすらある。
「バイクにも、通勤にも、街歩きにも」使えるって、
これ、一足持ってるとマジで便利なやつ。
雨が入らない!裾と長靴の“正しい重ね方”
雨の日あるある:
「長靴履いてるのに、足首ビチョビチョになる」問題。
これ、実は裾の重ね方が間違ってるだけなんです。
ボクがやってるのは超シンプル。
・レインウェアのパンツの裾を外に出す
・長靴の外側に裾をかぶせる
これだけで、雨がつたって長靴の中に入るのを防げる。
逆に、裾を長靴の中に入れると、雨が侵入して逆効果だから注意。
あと、ゴールドウインのパンツは裾幅を調整できる構造になってるので、
長靴にフィットするようにしっかり固定できる。これも地味に神。
雨の日は「どのアイテムを使うか」だけじゃなくて
“どう使うか”も快適さを左右するポイントなんだよね。
3年履いた結論|長時間でも疲れない秘密とは?
泊まりのツーリングで、熊本から霧島まで走った日がある。
雨予報で、実際に雨が降った。
でも足は全然疲れない。
あの日、モンベルの長靴を履いて行って、本当によかった!
その理由、ボクなりにまとめると:
・軽い:一般的なバイク用ブーツよりずっと軽い
・やわらかい:硬すぎず、歩きやすさ重視の設計
・フィット感がちょうどいい:ブカブカじゃないのに締めつけない
バイクって、乗ってる時間より歩いてる時間も地味に長い。
ツーリング先の観光地、サービスエリア、道の駅…などなど。
実際に、霧島ツーリングでは、霧島神宮をかなり歩いた。
でも疲れない。
“疲れない靴”がどれだけありがたいか、身に染みてる。
3年履いてボロボロになるどころか、
「次もまたこれを買う」と決めてるくらい、ボクの中での信頼度はMAX。
ボクが実際に使っているのは「モンベルの長靴」ですが、現在は大手通販サイトでは取り扱いがありません。
そこで今回は、バイク用に設計された「防水性・グリップ力・デザイン性」を兼ね備えたおすすめモデルをご紹介します。
実は、ボクもこれにするかモンベルにするか…本気で悩みました(笑)

雨でも快適に操作できる!おすすめバイク用グローブと選び方
グローブ次第で、雨の日の疲れ方はまったく変わる。
“濡れても快適”を実現する選び方を、実例つきで紹介します。
春夏に最適!メッシュ系グローブは雨でも使えるのか?
「え、メッシュグローブって雨に弱くないの?」ってよく聞かれるけど、
実はボク、春夏はずっとFOXのオフロード用メッシュグローブで走ってる。
そしてそれ、雨でもぜんぜん使える。
理由は、オフロード用だから。
オフ系って「泥・水・転倒ありき」で設計されてるから、
耐久性と通気性、排水性が異次元に優れてる。
もちろん、完全防水じゃない。濡れることは濡れる。
でも、濡れてもすぐ乾く&走っててストレスにならない。
手がベタつかないし、グリップ力も落ちにくい。
中途半端な防水グローブより、オフロード用メッシュグローブの方が快適。
「梅雨=蒸れる季節」ってことを考えると、
実はメッシュグローブって“アリ”なんだよね。
オフロード用グローブが雨の日でも疲れにくい理由とは?
雨の日って、意外と「手の疲れ」が気にならない?
特に信号が多い街中や、峠のワインディングとか。
ボクが愛用してるFOXのグローブは、オフロード設計だから超軽い。
そしてフィット感が絶妙。厚すぎず、素手感覚に近い操作ができる。
つまり、雨でも滑りにくく、疲れにくい。
あと、雨の日ってグリップやブレーキに力が入りがちだけど、
オフグローブは手のひらや指先の補強が強いから、
「握力ゴリゴリ使ってる感」が少ない。
この違いは長距離になればなるほど効いてくる。
「雨の日=疲れる」が当たり前だと思ってたけど
オフロード用を使ってから、雨の日も“快適に走れる”って感覚が持てた。

通勤ならこれ!ホームセンターで買える“耐油ゴム手袋”の実力
正直これ、マジで侮れないアイテム。
ボクが近距離通勤でよく使ってるのが、
ホームセンターで売ってる“耐油性ゴム手袋”。
・安い(300〜500円くらい)
・完全防水
・グリップ強め
・サイズが選べる(ぴったり着けられる)
春〜初秋の気温が高い時期なら、
これ1枚で充分な雨対策になる。
もちろん防寒性はゼロだから、冬場には不向き。
でも「濡れない・滑らない・安い」の三拍子はほんと強い。
あと、使い捨て感覚で気楽に使えるのもいい。
通勤ライダーにはぜひ一度試してほしい“裏技アイテム”です。
冬のレイングローブは“操作性とのバランス”で選ぶ
冬のグローブって、防水性も防寒性も大事。
でも、そのぶんゴツくなる=操作がしにくくなるのが悩みポイント。
ボクが使ってるのは、2りんかんで買った処分セール品の防寒レイングローブ。
4,980円→3,980円になってたやつ(笑)だけど、意外と優秀。
・分厚すぎない
・指がちゃんと動く
・雨でもグリップしっかり
ただし、繊細なクラッチ操作やスマホ操作にはやや不向き。
そのため「暖かい+最低限の操作性」ってバランスが超重要。
あと、予備で薄めのインナーグローブを用意しておくと、調整しやすい。
梅雨の終わり〜秋口にかけての気温の変化にも対応しやすくなるよ。
ワークマンのグローブは雨に強い?メリットと注意点
ワークマンのグローブ、安いしデザインもいいし、
「雨でもイケるんじゃない?」って思う人、多いはず。
実際、モデルによっては\*\*“耐水圧○○mm”の記載あり+防水設計\*\*のものもある。
でも注意点がいくつかある。
・縫製が甘いモデルだと、水が染みてくることも
・ゴム系の素材は手汗で蒸れやすい
・サイズ感がやや大きめに作られてることがある
つまり、「雨の日に短時間使うぶんにはOK」。
でも、ロングツーリングや操作性重視なら、専用品に軍配が上がる。
通勤なら全然アリだと思うし、価格とのバランスで選ぶなら有力候補。
買うなら、実際に試着してフィット感を確かめて買うのがベストです。
雨の日でも視界クリア!ヘルメット選びと曇り対策のリアル
見えない雨の日ほど、ヘルメット選びが命を守る。
メガネ族のリアルな失敗と、視界を守る工夫をお届けします。
雨の日にシールドがないとどうなる?メガネ族の失敗談
ボクはメガネライダー。
若かりしころ「シールドなしのヘルメット」で雨の日に出かけたことがある。
その結果…
メガネがびしょ濡れで前が全く見えない。
信号の色も、対向車のライトも、ぼやけて見える。
「これ、マジで危ない…」と感じた瞬間だった。
雨粒だけじゃなくて、風が吹き込んできて顔面直撃。
痛いし、集中力も落ちるし、疲労も倍増。
たった30分の走行でも、メンタルごっそり削られた。
その日からボクは「シールド必須」になった。
メガネ族は特に、“視界の確保”が命綱。
雨の日に裸眼で乗ってるような感覚になる前に、
装備をちゃんと、見直そう。
EX-ZEROヘルメットユーザー必見!雨対策の弱点とおすすめバイザー
ボクが愛用してるヘルメットは、SHOEI EX-ZERO。
かっこよさで一目ぼれして選んだけど、雨の日には“ある弱点”が出てくる。
それは、頬に雨がバチバチ当たること。
インナーシールドは便利だけど、完全密閉じゃないから、
風や雨がちょっとだけ侵入してくる。
そこで導入したのが、純正のロングバイザー。
これをつけることで、雨の流れを多少は逃がしてくれる。
顔への直接ヒットがかなり軽減されるので、快適度がアップ。
あと、見た目も無骨でカッコいい(笑)
EX-ZEROを使ってる人には、ぜひ試してほしい“神バイザー”です。
シールドの内側が曇る!中性洗剤 vs ピンロックの効果比較
雨の日のもうひとつの敵、それがシールドの曇り。
呼吸の湿気+外気との温度差で、すぐにモヤ〜っとなる。
特に、寒い日の朝。
ボクが試したのは、2つの対策。
1つめは、中性洗剤を薄めて内側に塗る方法。
→ コスパ最強。すぐできるし、意外と曇りにくくなる。
2つめは、ピンロックシートを使う方法。
→ OGKカブトのジェットヘルで実装。曇りゼロ。安定感バツグン。
結論としては:
・コスパ重視・すぐ対策したい人 → 中性洗剤◎
・確実に曇りたくない人 → ピンロック導入が正解◎
どちらも一長一短だけど、安全を優先するなら“ピンロック一択”です。
ジェットヘルでも雨は防げる?OGKカブトで試した結果
「ジェットヘルって雨に弱い?」とよく聞かれるけど、
ボクが使っているOGKカブトのジェットヘルは、対策すれば全然使える。
まず、シールドがしっかり長めについているモデルを選ぶ。
さらに、ピンロック対応のものなら、曇りにも強い。
実際、熊本〜大分間の長距離ツーリング中に土砂降りに遭遇したけど、
このジェットで問題なく走れた。
もちろん、フルフェイスに比べれば多少のすき間はある。
でも、走行に支障が出るレベルではなかった。
「ジェットヘル=雨に弱い」は、工夫次第で覆せる常識。
特に、メガネ族はシールド付きがおすすめです!
▼ 筆者が実際に使っているのが、このOGKカブトのジェットヘルです。
雨でも安心して走れる工夫が詰まっていて、メガネ族のボクにとっては“頼れる相棒”です。

雨を完全に防ぎたい人におすすめのフルフェイス条件とは
「とにかく濡れたくない!」
「寒いのも無理!」
そんな人は、フルフェイスヘルメット一択でしょう。
ただし、選ぶときに注意したいポイントが3つ。
1. 密閉性が高いモデルを選ぶ(チンカーテン付きが理想)
2. ピンロック標準 or オプション対応かを確認
3. 風切り音や重さも含めて“長時間の快適性”を考える
よく「値段が高ければOK」と思われがちだけど、
目的に合ってるか?で選ぶのが鉄則。
ちなみにボクは、街乗り+ツーリング用でEX-ZEROとOGKを使い分けてます。
「最強の雨対策」を求めるなら、“フルフェイス+ピンロック”の組み合わせが最適解ですよ。
よくある質問:FAQ
検索でよく見かける「これってどうなの?」を、全部まとめました。
サイズ選びから曇り対策まで、購入前の疑問を一気に解決します。
Q1. バイク用レインウェアの耐水圧って、どれくらいあれば安心ですか?
A. 一般的には10,000mm以上で“強い雨でも安心”と言われていますが、実際には風圧や持続時間も影響します。
バイク走行では耐水圧20,000mm以上が安心ライン。
さらに、縫製の処理(シームテープ)や防水フラップ構造もチェックポイントです。
Q2. ワークマンのレインウェアって、本当にバイクで使えるの?
A. ワークマン製品はコスパが高く人気ですが、モデルによってはバイク走行に必要な「バタつき防止」「風圧対応」設計が不足していることも。
通勤などの短距離利用には◎、ツーリングならバイク専用品のほうが快適性・耐久性ともに上です。
Q3. レインウェアの寿命って、どれくらい持つの?
A. 安物は1〜2年で防水性が落ちることが多いですが、しっかりしたバイク専用ウェアなら5年以上使えるケースも。
防水スプレーや室内干しなど、手入れ次第で長持ちします。
筆者は7年目のレインウェアをまだ現役で使用中です。
Q4. バイク用のレインブーツは必要? 長靴じゃダメ?
A. 結論から言うと、長靴でもOK!
むしろ登山向けの長靴(例:モンベル)は防水性・グリップ・耐久性が高く、コスパ最強。
バイク専用ブーツがベストではありますが、長靴でも十分すぎる性能を発揮する例は多いです。
Q5. メガネをかけてバイクに乗ると、雨の日ってどう対策すればいい?
A. シールド付きのフルフェイスか、インナーシールド付きのヘルメットが必須。
筆者のように「EX-ZERO+長バイザー+曇り止め(中性洗剤)」または「OGKカブトのジェットヘル+ピンロック」という組み合わせで、メガネの視界不良を最小限に抑えることが可能です。
Q6. レインウェアのサイズはピッタリで選ぶ?大きめがいい?
A. 梅雨時は朝寒くて昼暑いなど、気温差が大きいのが特徴。
そのため、中に防寒着を着られる“やや大きめ”サイズがおすすめ。
バイク専用ウェアはバタつき防止設計があるので、サイズが少し大きくても走行に支障は出にくいです。
Q7. 防水スプレーってどのタイミングで使えばいい?
A. 「雨を弾かなくなってきたな」と感じたら、防水スプレーの出番。
使用前にウェアをしっかり乾かすことが大切。
また、梅雨前・秋雨前線前など“季節の変わり目”に定期施工するのもおすすめです。
【総まとめ】バイク 梅雨 レイン ウェア おすすめ|快適・防水・長持ちの選び方
バイク乗りの梅雨対策は「選び方」で差が出る。
7年使ってわかった最強のレインウェア&装備を、体験談ベースで一気に総まとめ!
- 安物レインウェアは「防水性」「通気性」「バタつき」で失敗しやすい
- 耐水圧の数値だけでは雨風の侵入は防げない
- フラップ・シームテープなどディテールの防水設計が重要
- 通勤ならワークマンも可、長距離ならバイク専用品が最適
- バイク専用品はライディング姿勢と風圧に対応した構造
- ゴールドウインは7年使っても壊れない実績あり
- LLサイズは重ね着を想定した選び方に最適
- 春秋は防風着としても使える万能レインウェア
- 補修可能な耐久性の高さで長く使える
- モンベルの長靴は防水性と歩きやすさの両立が強み
- ソールのグリップ力で滑りにくく安心感が段違い
- デザイン性の高い長靴は通勤や街歩きでも使える
- 裾の重ね方を工夫するだけで足元の浸水を防げる
- メッシュグローブや耐油ゴム手袋はコスパ抜群の雨対策
- ピンロックシートやシールド付きヘルメットで視界を確保
雨の日でも快適に走れるかどうかは、“どの装備を選ぶか”で決まります。
バイク専用レインウェアの防水性・耐久性・設計の違いは、実際に使ってみないとわからないもの。
この記事では、筆者が7年かけて実感したリアルな装備選びのポイントを全て詰め込みました。
「安く済ませたはずが、結局ムダだった…」そんな失敗を避けたいなら、あなたの走り方・使い方に合った最適な装備選びがカギ。
この記事で紹介した「バイク 梅雨 レイン ウェア おすすめ」をヒントに、あなたにとって最強の一着を、見つけてください。
▶ あなたに合う“本当に濡れない”レイン装備、今すぐチェックしてみましょう!
🏍この記事を書いた人
Webライター・ライダー「むらなす」(熊本在住)/バイク歴40年以上
1984年からバイクに乗り続け、1986年には限定解除(現在の大型二輪免許)を取得。
かつてはカワサキGPz900R Ninjaに跨り、いまは250TRで名水コーヒーツーリングや神社の御朱印巡りを満喫中。
最近はライダーズカフェ巡りに夢中で、阿蘇の道と景色が大好物。
雨男歴・無事故歴ともに40年超。
現在も“安全で楽しいバイクライフ”を模索しながら走り続けています。