「四国をバイクでツーリングしたい」と思っているあなたへ。
できるだけ短時間・低コストで海を渡りたいですよね。
でも、どのフェリーを使えばいいのか分からないことだらけです。
そんな悩みをスパッと解決してくれるのが「佐賀関フェリー」
大分県大分市の佐賀関港から愛媛県三崎港まで約70分です。
バイクなら片道2,000円台から乗船でき、景色も最高!
この記事では、佐賀関フェリーの料金・予約・乗船の流れ、さらに絶景ルート案まで完全網羅しました。
この記事を読めば、旅の不安が消え、ツーリングがもっと楽しくなりますよ。
筆者が実際に体験した「四国ツーリングレポート」も豊富に用意しました。
あなたも、理想の「四国バイクツーリング旅」に出発しましょう!
- 佐賀関フェリーにバイクと一緒に乗る方法と流れ
- バイクのフェリー料金と車のフェリー料金比較
- 予約のタイミングと混雑時や乗船時の注意点
- 四国上陸後におすすめのツーリングルート案内
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佐賀関フェリーにバイクで乗る方法|予約・料金・注意点を徹底解説
バイクで乗れる佐賀関フェリーとは?基本情報まとめ
佐賀関フェリーとは、大分県の佐賀関港と愛媛県の三崎港を結ぶ航路です。九州と四国を最短でつなぐルートとして、バイクツーリング利用者に人気があります。所要時間はおよそ70分。走行距離を大幅に短縮できるため、移動の効率も良好です。
このフェリーの特徴は、バイクの搭載台数に制限があること。1便あたり最大5台までと決まっており、混雑期には早い段階で予約が埋まることもあります。特にゴールデンウィークや夏休み期間は注意が必要でしょう。
船内には休憩スペースや展望デッキがあり、短時間ながらもリラックスできる環境が整っています。運航本数も多く、日中ならほぼ1時間おきに出航しているため、旅の計画にも柔軟に対応できます。バイク旅の中継地点として最適なフェリーです。
バイクのフェリー料金はいくら?車と比較するとお得?
佐賀関フェリーのバイク料金は、排気量と乗船者に応じて変わります。たとえば、原付(125cc以下)ならバイクが約1,290円、乗船者が1,070円で、合計2,360円が目安です。中型・大型バイクになるとバイク料金が上がり、250ccクラスで約1,700円、400cc以上はおよそ2,300円程度となります。
車と比べると、バイクは圧倒的にお得です。軽自動車でも本体だけで4,000円以上かかるため、コスト面での差は大きいと言えます。燃料代・高速代も含めると、バイク旅はかなり経済的でしょう。
この料金には人の乗船料も含まれているため、別途チケットを買う必要はありません。旅の予算を考えるうえで、明確な金額を事前に把握しておくと安心です。公式サイトで最新料金を確認し、無駄のないツーリングを計画しましょう。
佐賀関フェリーの予約方法【バイクは予約必須?】
佐賀関フェリーはバイクを1便につき5台までしか乗せられません。この制限のため、特に土日祝やゴールデンウィークなどの繁忙期には予約が埋まることもあります。予約はオンラインが便利で、公式サイトから24時間対応しています。出発日と便を選び、車両情報と乗船者情報を入力するだけで完了です。
電話予約も可能ですが、受付時間に制限があるため、忙しい方にはオンラインが向いています。予約完了後はQRコードが発行され、当日は券売機にかざせばスムーズに乗船券を受け取れます。
なお、平日であれば予約なしでも乗れるケースが多いです。実際、筆者は平日午前便で予約せずにスッと乗れた経験があります。ただし、予定が決まっているなら予約はしておいた方が安心でしょう。リスク回避にもつながります。
フェリー乗船の流れ【バイクならではの注意点あり】
バイクで佐賀関フェリーに乗る場合、出航の30分前には港へ到着しておくのが理想です。佐賀関港では、バイク専用の待機エリアが設けられており、車とは分けて整列します。乗船時には係員が丁寧に誘導してくれるため、初めてでも安心です。
バイクは基本的に車より先に乗船します。車両甲板では、指定された場所に前向きで停車し、サイドスタンドで駐車します。走行中の転倒防止のため、フェリー会社が備えているロープやベルトで車体を固定してくれますが、不安な場合は自前のタイダウンベルトがあると安心です。
船内に移動する際は、必要な荷物だけを持参し、その他はバイクに残しておきます。スマホや貴重品は忘れずに持って行きましょう。客室ではリラックスできるスペースも整っており、約70分の船旅をゆったりと過ごせます。
当日の服装・装備・あると便利な持ち物リスト
佐賀関フェリーにバイクで乗る日は、服装と持ち物の準備も重要です。まず服装は、動きやすく脱ぎ着しやすいジャケットがおすすめ。フェリー乗船時や船内では暑さ寒さが変わるため、調整しやすい格好が快適です。
雨予報がなくてもレインウェアは持参しましょう。防寒にも使えるうえ、船着き場での待機中に急な雨が来ることもあります。特に山道ルートを通る人は必携です。
装備では、荷物の固定用のゴムバンドやタイダウンベルトがあると安心です。バイクはロープで固定されますが、自分でも補助すればより安全でしょう。
また、予約時に発行されるスマホのQRコードは忘れずに。スクショ保存しておくと、電波の悪い場所でも安心です。小銭も少し用意しておくと、売店や自販機で重宝します。
こうした準備が、旅の余裕と安全につながります。
四国へバイクで渡るなら佐賀関フェリーが最強な理由【実体験・ルート案つき】
なぜ佐賀関フェリーがバイクツーリングに最適なのか?
佐賀関フェリーは、九州と四国を結ぶ中で最短ルートを提供してくれる航路です。移動時間はわずか約70分。愛媛県三崎から一気に四国カルストや松山方面へ向かえるので、時間の節約になります。これがまず、ツーリングには大きなアドバンテージです。
また、航路の美しさも魅力のひとつです。豊予海峡を横断するこのフェリーは、海と空が広がる景色が爽快。バイク旅にロマンを求めるライダーにぴったりなルートでしょう。
さらに、料金も比較的リーズナブル。大型バイクでも片道数千円で済むため、財布にも優しいです。乗船時には、車列を横目にバイクだけ先に誘導される優越感も味わえます。
走り、景色、費用。そのどれもがバイク向き。まさにツーリングルートの「勝ち確フェリー」と言えます。
【体験談】平日朝の佐賀関発、ガラ空きで快適だった話
私が佐賀関フェリーを使ったのは平日の朝。予約なしで港に着いたものの、バイクはガラ空きで、すぐに乗船できました。待機列に車が並ぶ中、係員の誘導でバイクだけ先頭へ。そのままスムーズに乗り込めたのです。
バイクは車両の隙間に駐車するため、台数制限はあるものの、こうした“優遇”を感じられるのが魅力でしょう。特に平日は混雑が少なく、乗船も快適。事前予約なしでも問題なく乗れるケースが多いようです。
このように、佐賀関フェリーは「気ままなバイク旅」にぴったり。自由度の高さと快適さ、どちらも手に入るフェリー体験です。
フェリー降りてからのおすすめルート【三崎〜ライダーズイン中土佐】
佐賀関フェリーで三崎港に上陸したら、バイク旅の魅力が一気に広がります。私の場合、まず目指したのは高知県の四万十川。その道中で立ち寄った「沈下橋」は、川の流れと自然の静けさを味わえる絶好の撮影スポットでした。
沈下橋を後にしてからは、中土佐方面へ。最終目的地は「ライダーズイン中土佐」。ライダー専用の宿泊施設で、バイクの駐輪にも配慮されており、ツーリング旅の締めにはぴったりの場所です。
このルートは、山あり、川あり、海ありの変化に富んだ景観が続きます。走る楽しさと、休憩ポイントの絶妙なバランス。フェリーを使うことで、時間も体力も効率よく使え、結果的に満足度の高い一日となりました。
予約はいつすべき?GW・連休・繁忙期の注意点
佐賀関フェリーはバイク搭載枠が1便あたり最大5台までに限られています。繁忙期、とくにGWや夏の連休などは、この台数制限がネックになることも。午前中の便ほど早く埋まる傾向にあるため、狙うなら出発日の1〜2週間前には予約しておくと安心です。
とはいえ、平日や天候が不安定な日は空席が残っていることもあります。私自身も平日の朝便で予約なしにスムーズに乗れた経験があります。ただ、それはあくまで“たまたま”です。旅の計画に余裕をもたせるなら、事前予約が最善でしょう。予約は公式サイトから簡単に完了できます。
他の航路との比較【オレンジフェリーや宇和島運輸との違い】
四国行きのフェリーは複数ありますが、バイクで渡るなら「佐賀関フェリー」が最適です。オレンジフェリーや宇和島運輸フェリーは別府・臼杵発で八幡浜着。航路が長く、所要時間も2時間超。価格も高めです。
一方、佐賀関フェリーは大分・佐賀関港から愛媛・三崎港までわずか70分。料金も安く、ショートルートで体力の消耗も抑えられます。唯一の弱点はバイクの搭載が1便5台までなこと。とはいえ、早めの予約で問題ありません。時短・コスパ・絶景の三拍子が揃った選択肢と言えるでしょう。
FAQ:よくある質問
Q1. バイクのフェリー料金は往復でいくらかかりますか?
片道の目安は原付で約2,360円、中型で約2,770円、大型で約3,370円です。往復ならこの倍を見ておきましょう。最新料金は公式サイトで確認してください。
Q2. バイクの当日予約なしでもフェリーに乗れますか?
平日なら予約なしでも乗れることが多いです。ただし、1便5台までという制限があるため、土日や連休は早めの予約が安心です。
Q3. フェリーの乗船時に必要なものは?
予約時に発行されたQRコード(スマホ画面でOK)と、本人確認できる身分証があれば大丈夫です。念のためスマホの充電も忘れずに。車検のあるバイクは、車検証の提示を求められます。車検証をすぐ出せるようにしておきましょう。
Q4. 雨の日でもフェリーは運航しますか?
多少の雨では通常運航されますが、台風や強風など荒天時は欠航することもあります。天気予報と公式サイトを出発前にチェックしておきましょう。
Q5. 船内でヘルメットや荷物はどうしたらいい?
客室に持ち込むのはスマホや財布など必要最低限でOK。ヘルメットやバッグは、バイクに固定して残しておく人が多いです。不安ならロックを活用しましょう。
Q6. 佐賀関港までのアクセス方法は?
大分市内から車やバイクで約40分。公共交通を使う場合はJR幸崎駅からバスでアクセスできますが、本数が少ないので事前確認が必要です。
大分市中心部から佐賀関フェリー乗り場までのルートはこちら
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Q7. バイクと一緒に乗船できる他のフェリーとの違いは?
佐賀関フェリーは所要時間が短く、料金も安め。バイク優遇もあり、ツーリング旅には最も効率的な選択肢です。他航路よりもコスパと利便性に優れています。
佐賀関フェリーとバイクツーリングのまとめ【予約・料金・ルートの完全ガイド】
バイクで佐賀関フェリーを利用する魅力と実践的な情報を、下記の通り簡潔に箇条書きでまとめました。
- 佐賀関フェリーは大分県佐賀関港と愛媛県三崎港を結ぶ最短ルート
- バイク搭載可能台数は1便あたり最大5台と限られている
- 所要時間は約70分でツーリング中の移動時間を大幅に短縮できる
- 運航本数が多く日中は1時間おきに便が出ていて柔軟に旅程を組める
- 原付なら2,000円台から乗れるリーズナブルな料金設定が魅力
- 車と比較するとバイクは圧倒的に安くコスパに優れている
- バイクの料金にはライダーの乗船料も含まれており明朗会計
- 予約は公式サイトから24時間可能でオンライン対応が便利
- 平日なら予約なしでも乗れることが多いが繁忙期は予約は必須
- 乗船時は30分前到着が目安。バイク専用待機列がある
- 船内では前向きに駐輪する。係員の誘導に従えば初心者も安心
- タイダウンベルトやレインウェアなど事前準備が快適な旅の鍵となる
- フェリーでの移動は疲労軽減にもつながり体力温存に効果的
- 降船後のルートは四万十川の沈下橋からライダーズイン中土佐までが絶景続き
- 他のフェリー航路と比べても所要時間・価格・快適性でバランスが取れている
佐賀関フェリーは、バイクで四国へ渡るなら最も効率的で魅力ある選択肢です。短時間・低コストで移動でき、なおかつ景色も美しいため、ツーリング旅との相性は抜群です。事前に料金や予約方法、持ち物などをしっかり押さえておけば、当日も安心してスムーズに乗船できます。今回の記事が、あなたのバイク旅の一助になれば幸いです。あなたも、実際にルートを選び、理想のツーリング計画を立てましょう。
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
あなたの旅を応援しています。