春になり、久しぶりにバイクを動かそうとしたらエンジンがかからない…。
そんな経験をしたことはありませんか?冬の間にバイクを放置していると、バッテリーが上がったり、燃料が劣化したりして、エンジンがかかりにくくなることがあります。
検索してこの記事を見ているあなたは、今まさにそのトラブルに直面しているのではありませんか?
エンジンがかからない原因には、バッテリーの電圧低下や燃料の供給トラブル、点火プラグの不具合など、さまざまな要素が関係しています。
また、セルが回るのにエンジンがかからない、キュルキュルと音はするが始動しないなど、症状によって対処法が異なります。
この記事では、バイクのエンジンがかからない主な原因と、それぞれの対処法を詳しく解説します。
さらに、次のシーズンに備えてトラブルを防ぐためのメンテナンス方法も紹介します。
焦らずに一つずつ確認し、適切な対応をして、春のツーリングを楽しみましょう!
- 春にバイクのエンジンがかからない主な原因と対処法
- バッテリーの電圧低下や燃料の劣化がエンジン始動に与える影響
- セルは回るがエンジンがかからない場合や、キュルキュルと音がするだけの時の対処法
- 冬場の適切な保管方法やメンテナンスでエンジントラブルを防ぐ方法
春にバイクのエンジンがかからない主な原因と解決策

冬の間にバイクを放置していると、春になってエンジンがかからない場合があります。
これはバッテリーの電圧低下や燃料の劣化など、長期間の未使用が影響している可能性が高いです。
ここでは、考えられる主な原因とその解決策を分かりやすく解説します。
バイクのエンジンがかからない主な原因とは
春になり久しぶりにバイクを動かそうとしたときにエンジンがかからない…これは多くのライダーが経験するトラブルです。
冬の間にバイクを放置したことで、各部品の状態が変化してしまうことが原因となります。
主な原因としては、バッテリーの電圧低下、燃料の劣化や供給不良、点火系の不具合、キャブレターやインジェクションの詰まりなどが挙げられます。また、キルスイッチの誤操作やサイドスタンドスイッチの接触不良といった単純なミスも原因となる場合があります。
このようなトラブルを防ぐためには、エンジンがかからなくても焦らず、一つずつ原因を確認し、適切に対処することが大切です。
バッテリーが弱っている場合の対処法
バイクのエンジンがかからない原因の中でも、バッテリーの電圧低下は特に多い原因です。
冬の間に長期間乗らずにいると、自然放電によってバッテリーの電力が失われ、エンジンを始動するための電力が不足してしまいます。
セルボタンを押したときに「カチカチ」と音がするだけでエンジンが回らない場合は、バッテリーが弱っている可能性が高いです。
対処法としては以下のような方法があります。
バッテリーの充電
専用のバッテリー充電器を使って電圧を回復させましょう。

ジャンプスタート
他のバイクや車のバッテリーとブースターケーブルを使ってエンジンをかけてみましょう。

バッテリーの交換
古くなったバッテリーは充電しても回復しないため、新しいものに交換する方が良いでしょう。
また、今後の予防策として、冬の間も定期的にエンジンをかけることや、バッテリーを取り外して室内保管するなどの対策を行うと、バッテリーが上がる(弱る)トラブルを防ぐことができます。

燃料が原因でエンジンがかからないケース
長期間バイクを放置すると、燃料の劣化やガソリン供給の問題が原因でエンジンがかからなくなることがあります。
特に、冬の間に燃料を入れたまま放置していた場合、ガソリンが蒸発し、成分が変質することがあります。
以下の点を確認しましょう。
ガソリンの残量をチェック
燃料が少なすぎると、正常に供給されないことがあるため、リザーブタンクに切り替えて試しください。
燃料コックの位置を確認
OFFになっている場合は、ONまたはRESに切り替えましょう。
ガソリンの状態をチェック
燃料が変色していたり、異臭がする場合は、タンク内のガソリンを抜き、新しいガソリンに交換してください。
キャブレター車はフロートチャンバーの燃料を抜く
古い燃料が詰まっているとエンジンがかかりにくくなるため、排出してください。
特にキャブレター式のバイクは、ガソリンが蒸発して詰まりやすいため、定期的にエンジンをかける習慣をつけると良いでしょう。

セルは回るがエンジンが始動しない時の対処法
セルボタンを押すと「キュルキュル」と音はするもののエンジンがかからない場合、燃料・電気系のどちらかに問題がある可能性が高いです。
燃料・電気系の問題に加えて、エンジン内部の圧縮不足やバルブのトラブルの可能性もあるため、症状が続く場合は専門店での点検を受けましょう。
以下の点をチェックしてみましょう。
プラグが点火しているか確認
プラグコードを抜き、プラグを外して火花が飛んでいるか確認してください。
飛ばない場合は交換が必要です。

エアフィルターが詰まっていないか
ほこりや汚れが詰まっていると、エンジンに空気が送られずに燃焼しにくくなります。
清掃または交換しましょう。

燃料が正常に供給されているか
キャブレター車ならフロートチャンバーをチェックしましょう。
インジェクション車なら燃料ポンプの作動を確認してください。
バッテリーの電圧は十分か
セルが回る場合でも、電圧が低いとエンジンが始動しにくくなるため、電圧を測定してみましょう。
このように、一つずつ原因を特定しながら対処すれば、多くの場合は自分で解決できます。
ただし、何を試しても改善しない場合は、バイクショップにやプロの整備士に相談しましょう。

キャブレターやインジェクションのトラブルと解決策
エンジンがかからない原因として、キャブレターやインジェクションの詰まりが影響していることがあります。
どちらも燃料供給を担う重要な部品ですが、仕組みが異なるため、トラブルの原因と対処法も異なります。
キャブレター車の場合
キャブレターは長期間放置すると内部の燃料が蒸発し、ガソリンが固着して詰まりを引き起こします。
対策としては以下の方法があります。
- キャブレタークリーナーを使用する
フューエルラインにキャブクリーナーを噴射し、内部の詰まりを解消してみましょう。 - フロートチャンバーのガソリンを抜く
劣化した燃料を抜き、新しいガソリンを入れることで改善することがあります。 - キャブレターの分解清掃
自分でできない場合は、バイクショップでオーバーホールを依頼しましょう。


インジェクション車の場合
インジェクションは電子制御で燃料を噴射するシステムです。
インジェクションは、ポンプやセンサーの故障が原因で燃料が正常に供給されなくなることがあります。
- 燃料ポンプの作動音を確認する
キーをONにした際に「ウィーン」という音がしない場合、燃料ポンプが故障している可能性があります。 - インジェクターの詰まりを疑う
燃料が噴射されない場合は、インジェクタークリーナーを試すか、専門店で点検してもらいましょう。
キャブレター車と異なり、インジェクション車のトラブルは自分で対処できる範囲が限られるため、異常が続く場合は専門店で点検してもらうのが安全です。
エンジンがかからない原因はさまざまですが、一つずつ原因を特定し、適切に対処すれば多くのケースで解決できます。
焦らずにチェックし、必要に応じてプロの力を借りることも検討しましょう。
春にバイクのエンジンがかからない時に試す基本的なチェック項目

エンジンがかからないと焦るかもしれませんが、まずは基本的なチェックをすることが重要です。
メインキーやキルスイッチの状態、バッテリーの電圧、燃料の確認など、簡単にできる確認ポイントがいくつかあります。
順番にチェックすれば、意外と簡単に解決することも多いので、試してみましょう。
メインキーやキルスイッチの状態を確認する
エンジンがかからないときは、まずメインキーとキルスイッチの状態を確認しましょう。
うっかりミスでスイッチが適切な位置になっていないと、エンジンが作動しません。
メインキーが「ON」の位置になっているかをチェックし、何度かON/OFFを繰り返してみてください。
接触不良が原因で通電しないこともあります。
次に、キルスイッチ(エンジン停止スイッチ)が「RUN」または「ON」になっているか確認しましょう。
特に、冬の間に動かしていないバイクでは、知らないうちにスイッチが「OFF」になっていることがあります。
ニュートラルランプが点灯しているかチェック
バイクのエンジンをかけるには、ギアがニュートラル(N)になっていることが重要です。
ギアが入ったままだと安全装置が作動し、セルを回してもエンジンがかかりません。
まず、メーターのニュートラルランプが点灯しているかを確認しましょう。
点灯していない場合は、ギアを何度か操作しながら再度試してみてください。
もしニュートラルランプが点灯しているのにエンジンがかからない場合は、ランプの故障やギアのセンサー不良の可能性も考えられます。
この場合は、バイクを少し前後に動かしながらギアを調整し、再度セルを回してみるとよいでしょう。
バッテリーの電圧を測定し問題を特定する
バッテリーが弱っていると、エンジンの始動に必要な電力が不足し、セルを回してもエンジンがかからないことがあります。特に、冬の間に放置したバイクは、自然放電によってバッテリーの電圧が低下している可能性が高いです。
テスターを使ってバッテリーの電圧を測定し、12.5V以上あるかを確認しましょう。
- 12.5V以上 → 正常
- 12.0V~12.4V → 充電が必要
- 12.0V未満 → 交換またはジャンプスタートが必要
もし電圧が低い場合は、充電器でバッテリーを充電するか、ジャンプスターターを使用してエンジンをかける方法を試してみましょう。
古いバッテリーの場合、充電しても回復しないことがあるため、交換も検討しましょう。

燃料の状態とガソリンコックの確認方法
長期間バイクを動かしていないと、燃料の劣化やガソリンコックの閉め忘れが原因でエンジンがかからないことがあります。
まず、ガソリンの残量を確認しましょう。タンク内のガソリンが少なすぎると、燃料が正常に供給されず、エンジンがかかりにくくなります。
次に、ガソリンコック(燃料バルブ)の位置をチェックしてください。
- キャブレター車の場合 → 「ON」または「RES」(リザーブ)になっていることを確認する
- インジェクション車の場合 → 燃料ポンプの動作音がするか確認する
また、古いガソリンは劣化しやすく、エンジンのかかりが悪くなる原因になります。
長期間放置したバイクは、タンク内のガソリンを新しいものに入れ替えるのも有効な対策です。
サイドスタンドスイッチが作動しているか確認
バイクには、サイドスタンドが出ているとエンジンがかからない安全装置がついていることがあります。
これは、サイドスタンドを出したまま発進しないようにするための仕組みです。
サイドスタンドをしっかりと収納し、何度か動かしてみることで、スイッチの接触不良が改善することがあります。
特に、長期間バイクを動かしていない場合、スイッチ部分に汚れが溜まって作動しにくくなっていることもあるため、清掃するのも効果的です。

セルボタンを押した時の音を確認する
セルボタンを押したときにどのような音がするかによって、バイクの不具合の原因をある程度判断できます。
- カチカチ音がするがセルが回らない → バッテリーが弱っている可能性が高い
- キュルキュルと回るがエンジンが始動しない → 燃料や点火系の問題の可能性
- まったく音がしない → メインキーやキルスイッチの問題、電気系統のトラブル
音の種類をよく聞き分け、それぞれの症状に応じた対策を行いましょう。
プラグの状態をチェックし点火の有無を確認する
エンジンがかからない原因として、点火プラグの汚れや劣化が考えられます。
長期間使用していないプラグは、汚れが溜まりやすく、火花が飛ばなくなることがあります。
まず、プラグコードを外してプラグを取り出し、先端の状態を確認しましょう。
- 黒くすすけている → 燃焼が悪く、交換または清掃が必要
- 濡れている → 燃料がかぶっている可能性があるので、乾燥させる
- 電極が摩耗している → 新しいプラグに交換する
プラグの火花が正常に飛んでいるかを確認するには、プラグをコードにつないだままエンジンに接触させ、セルを回して火花が出るかをチェックしてください。
火花が弱い場合は、プラグの交換を検討しましょう。


エアクリーナーの詰まりを確認する
エアクリーナーはエンジンに空気を取り込む重要な部品で、ここが詰まっていると燃焼がうまくいかず、エンジンがかかりにくくなります。
長期間バイクを放置していると、エアクリーナーにほこりや汚れが溜まり、空気の流れが悪くなっていることがあります。特に、屋外で保管していた場合、虫やゴミが入り込んでいることもあります。
エアクリーナーボックスを開け、フィルターの状態を確認しましょう。
- 汚れがひどい場合 → 清掃または交換する
- 破れている場合 → すぐに新しいフィルターと交換する
エアクリーナーが正常であれば、エンジンに必要な空気が十分に供給されるため、始動しやすくなります。
春先にバイクのエンジンがかからないと焦ってしまいますが、一つずつ確認しながら問題を解決していけば、多くの場合は自分で対処できます。
適切な点検とメンテナンスを行い、快適なライディングを楽しみましょう。
春にバイクのエンジンがかからないトラブルを防ぐ対策と方法

春になってエンジンがかからないトラブルを防ぐには、冬の間の保管方法や定期的なメンテナンスが重要です。
バッテリー管理や燃料の劣化を防ぐ工夫をすることで、スムーズにバイクを始動させることができます。
今からできる予防策を知り、来シーズンに向けて準備を整えましょう。
冬場に乗らない時のバイクの保管方法
冬の間バイクに乗らずに放置すると、エンジンがかかりにくくなることがあります。
この問題を防ぐためには、適切な保管方法が重要です。
燃料を満タンにする
燃料タンクに空気が多く入っていると、水分が結露しやすくなり、サビや燃料の劣化を引き起こします。

バッテリーを取り外して室内で保管する
自然放電を防ぐことができます。

バイクカバーをかけて湿気を防ぐ
特に屋外で保管する場合は、防水性のあるバイクカバーを使用し、通気性を確保するとよいでしょう。

タイヤの変形を防ぐ
センタースタンドを使用するか、定期的に車体を動かしてタイヤの位置を変えるのも有効です。

定期的なエンジン始動でトラブルを防ぐ
バイクを長期間放置すると、エンジン内部のオイルが流れ落ち、金属同士が直接触れてしまうことがあります。
この状態が続くと、次にエンジンをかける際に摩擦が増え、故障の原因になることがあります。
これを防ぐために、冬場でも定期的にエンジンをかけることが大切です。
できれば20分以上走行するのが理想的ですが、豪雪地帯などでは、乗れないこともあるでしょう。
乗れない場合は2週間に1回はエンジンをかけて、10分以上、エンジンが十分温もるまでアイドリングしてください。
短時間のアイドリングでは逆効果になる場合があるため注意が必要です。
エンジンを十分に温めないと、燃料が不完全燃焼し、カーボンや水分が溜まる恐れがあります。
エンジンをかけることで、バッテリーが充電され、ガソリンやオイルが循環するため、エンジン内部の劣化を防ぐことができます。
また、タイヤやサスペンション部分の動きを維持するために、短距離でも走行するとさらに効果的です。
ただし、寒い時期はエンジンを温めるまでに時間がかかるため、短時間だけ動かしてすぐに止めるのではなく、しっかり温まるまでアイドリングすることが重要です。
バッテリーの寿命を延ばすための管理方法
バッテリーが原因でエンジンがかからないトラブルを防ぐには、定期的な充電と正しい管理が必要です。
バイクのバッテリーは冬の間に自然放電してしまい、次にエンジンをかけるときには電力が足りなくなっていることがよくあります。
特に3年以上使用しているバッテリーは、寿命が近づいている可能性があるため注意が必要です。
バッテリーの寿命を延ばすためには、充電器を使って定期的に充電するのが効果的です。
特に冬場に乗らない場合は、月に1回程度充電すると、バッテリー上がりを防ぐことができます。
また、長期間バイクを動かさないときはバッテリーを取り外し、室内の温度変化が少ない場所で保管するのもおすすめです。
寒さによって電圧が低下するのを防ぎ、次のシーズンにスムーズにエンジンを始動できます。
燃料系トラブルを防ぐためのメンテナンス
長期間バイクを放置すると、燃料が劣化してエンジンがかかりにくくなることがあります。特にキャブレター車の場合は、ガソリンが蒸発して内部が詰まりやすいため、注意が必要です。
この問題を防ぐためには、燃料を満タンにするのが基本です。燃料タンク内に空気が多いと、結露によって水分が混じり、ガソリンが劣化する原因になります。
また、キャブレター車の場合は、燃料コックをOFFにし、キャブレター内の燃料を抜いておくのが有効です。燃料が残っていると内部が詰まり、次にエンジンをかけるときに燃料が正常に供給されなくなることがあります。
インジェクション車の場合は、燃料ポンプが正常に動作するよう、定期的にエンジンを始動するのがよいでしょう。
さらに、燃料添加剤を使用すると、燃料の劣化を防ぐ効果が期待できます。
事前点検で春先のエンジントラブルを回避する
春になってからバイクに乗ろうとしたときに、エンジンがかからないと困ってしまいます。
事前に点検を行うことで、スムーズに走り出せるように準備しておきましょう。
バッテリーの電圧を確認
バッテリーの電圧を確認し、必要であれば、充電しておきます。


燃料の状態をチェック
燃料が劣化しているようであれば、新しいガソリンを補充しましょう。
オイルの汚れや量の確認
オイルは、必要に応じて交換することも大切です。
冬の間にオイルが劣化しているかもしれません。
古いオイルのまま走行するとエンジンに負担がかかる場合があります。


タイヤの空気圧、ブレーキの効き、チェーンの張り具合
それぞれチェックし、安全に走行できる状態になっているかを確認しましょう。
春先のバイクトラブルを防ぐには、冬の間の適切な保管と事前点検が鍵になります。
早めに準備をして、快適なライディングを楽しみましょう。

よくある質問Q&A

ここでは、春にバイクのエンジンがかからないときによくある質問を厳選して7つ紹介します。
それぞれを参照して、エンジンがかからない原因を探りましょう。
バイクのエンジンがかからない時に最初に確認すべきことは?
まず、メインキーがONになっているか、キルスイッチがOFFになっていないかを確認しましょう。
次に、ニュートラルランプが点灯しているかを見て、ギアが入っていないことを確かめます。
それでもエンジンがかからない場合は、バッテリーの電圧や燃料の残量をチェックして原因を絞り込みましょう。
バッテリーが原因かどうかを見分ける方法は?
セルボタンを押した際にカチカチ音がするがセルが回らない、またはまったく反応しない場合は、バッテリーが弱っている可能性が高いです。
ヘッドライトやウインカーが通常より暗く点灯する場合も、バッテリーの電圧が不足しているサインです。
テスターを使用して、12V以下なら充電や交換が必要と判断できます。
燃料が劣化しているかどうかを判断するには?
燃料が劣化するとガソリンが変色し、異臭(ツンとする刺激臭)がすることがあります。
キャブレター車なら、フロートチャンバーの燃料を抜いて確認し、劣化している場合は新しいガソリンに入れ替えましょう。
また、長期間放置したバイクでは、燃料フィルターが詰まっている可能性もあるため、合わせて点検すると良いでしょう。
セルが回るのにエンジンがかからない場合の対処法は?
セルが回るのにエンジンが始動しない場合は、燃料が供給されているか、点火プラグが正常に火花を飛ばしているかを確認しましょう。
エアクリーナーが汚れていると空気の流れが悪くなり、燃焼しにくくなることもあります。
バッテリーの電圧が低下していると、セルは回っても始動に必要な電力が不足することがあるため、合わせてチェックするとよいでしょう。
冬の間にバイクを放置するとエンジンがかかりにくくなるのはなぜ?
冬の間にバイクを放置すると、バッテリーの自然放電や燃料の劣化が原因でエンジンがかかりにくくなります。
さらに、キャブレター車ではガソリンが蒸発し、内部に汚れが詰まりやすくなります。
また、オイルがエンジン内部に行き渡らず、潤滑不足で始動しにくくなることもあります。
キャブレター車とインジェクション車でエンジンがかからない原因は違う?
キャブレター車は、燃料が蒸発しやすく内部が詰まりやすいため、長期間放置すると燃料の供給がうまくいかなくなることがあります。
一方、インジェクション車は、燃料ポンプやセンサーの故障が原因でエンジンがかからなくなることがあります。
キャブ車ではフロートチャンバーの燃料を抜く、インジェクション車では燃料ポンプの作動音を確認するなど、それぞれ異なる対処が必要です。
バイクに長期間乗らないときのメンテナンス方法は?
長期間バイクを使わない場合は、定期的にエンジンを始動し、燃料やオイルを循環させることが重要です。
また、バッテリーを月に1回程度充電するか、取り外して室内で保管すると長持ちします。
燃料を満タンにしておくことでタンク内の結露を防ぎ、サビを防止できるため、冬の間は「ガソリン満タン」がおすすめです。
春にバイクのエンジンがかからない時のまとめと対策
- 春にバイクのエンジンがかからない主な原因は、バッテリーの電圧低下、燃料の劣化、点火系の不具合などである
- 冬の間に長期間放置すると、バッテリーが自然放電し、エンジン始動に必要な電力が不足する
- 燃料は時間とともに劣化し、ガソリンが変質することで正常に燃焼しなくなる
- キルスイッチやサイドスタンドスイッチの誤操作が、エンジンがかからない原因になることもある
- セルが回るのにエンジンがかからない場合は、燃料・電気系の不具合を疑うべき
- バッテリーの電圧を測定し、12V以下であれば充電または交換を検討する
- 燃料の劣化が疑われる場合は、タンク内のガソリンを新しいものに入れ替える
- キャブレター車ではガソリンの蒸発による詰まり、インジェクション車では燃料ポンプの故障に注意が必要
- サイドスタンドスイッチやニュートラルスイッチの接触不良が原因の場合もある
- プラグの汚れや劣化が点火不良を引き起こし、エンジン始動を妨げることがある
- 冬の間も定期的にエンジンを始動し、燃料やオイルを循環させることがトラブル防止につながる
- バッテリーの寿命を延ばすためには、冬季に取り外して室内で保管するのが望ましい
- 燃料タンクを満タンにしておくことで、内部の結露やサビの発生を防ぐことができる
- 走行前の事前点検として、バッテリー、燃料、オイル、タイヤの状態を確認することが重要
- これらの対策を行えば、春先のエンジントラブルを防ぎ、快適にバイクを楽しむことができる
春にバイクのエンジンがかからない原因の多くは、冬の間の放置によるバッテリーの電圧低下や燃料の劣化です。
キルスイッチやサイドスタンドの誤操作も、意外と見落としがちな原因の一つです。
エンジンがかからない場合は、焦らず一つずつ原因を確認し、適切に対処しましょう。
また、冬の間も定期的にエンジンをかけたり、バッテリーを充電したりすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
春先にスムーズに走り出せるよう、冬の間もメンテナンスを習慣化し、安全で快適なバイクライフを楽しみましょう。

参考:ヤマハ公式サイト「春だからこそ、バイクの健康診断を!<その2>」