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最低気温10度でも快適にバイクを楽しむための服装選びのコツ

最低気温10℃の予報に備え、筆者が本革のボマージャケットとオーバーパンツを着用してバイクに乗る様子。山間部ではさらに冷え込む予想の寒さ対策シーン。
気温10度の服装は、けっこう重装備

バイクに乗ると、風を受けるために実際の気温よりも体感温度が下がります。特に最低気温が10度の場合、しっかりとした防寒対策をしないと寒さが厳しく感じられることがあります。
この記事では「最低気温が10度と予想される日のバイクの服装」でお悩み方に向けて、バイクを快適に楽しむための服装選びのコツを詳しく解説します。
1984年からバイクに乗り始め、真冬もバイクツーリングをしているバイク歴40年以上の筆者が、防風性と保温性のバランスを取る方法や、ライディング中の動きやすさも考慮した装備の選び方をご紹介します。
寒い季節でも安全で快適なライディングを楽しみましょう。

この記事のポイント
  • 最低気温10度でのバイク服装の選び方と防寒対策を理解できる
  • 体感温度が低くなるための防風性や保温性の重要性を理解できる
  • 最高気温15度や20度に対応したバイク服装の調整方法を知ることができる
  • 寒さ対策アイテムを使ったコストパフォーマンスの高い防寒装備の選び方がわかる
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※本ページにはプロモーションが含まれています。
目次

最低気温10度で快適にバイクを楽しむ服装のポイント

気温10度のときは革(レザー)の中にインナーを着用する

最低気温10度のバイク走行では、体感温度が一層低くなるため、防寒対策が重要です。風を受けるバイクでは、適切な防風性と保温性を備えた服装を選びましょう。
ジャケットやインナーの選び方は、寒さ対策だけでなく動きやすさも考慮してください。特に末端の冷え対策には、グローブやブーツにもこだわることが大切です。
気温の変化に柔軟に対応できる装備で、快適なライディングを目指しましょう。

最低気温10度でのバイク服装の基本的な選び方

最低気温10度の環境下でバイクを楽しむには、防寒対策と動きやすさの両立が重要です。走行中のライダーは、風を直接受けるため、体感温度が実際の気温よりも大幅に低くなることがあります。
したがって、装備を選ぶ際は、温度変化や走行中の風を考慮して、防風性能に優れた服装が基本となります。

アウターには防風機能と保温性を兼ね備えたライディングジャケットが最適です。具体的には、インナーに脱着可能なものや、ベンチレーション機能がついているジャケットが便利です。これにより、寒さが厳しい朝晩はしっかり保温し、気温が上がる昼間には通気性を確保できるため、体温調整がしやすくなります。

インナーには保温性と速乾性のある素材を選ぶと快適です。例えば、ヒートテックのような吸湿発熱素材のインナーや、寒さを防ぎつつも汗で蒸れないインナーがオススメです。これにより、走行中の冷えを防ぐとともに、汗による不快感を抑えられます。

手先や足先などの末端は特に冷えやすいため、グローブやブーツにも防寒対策を施すことが大切です。冬用の防寒グローブや厚手の靴下を着用し、必要に応じてカイロを使用すると効果的です。

【筆者の場合】
10度の予報の日は「少し厚着かな」と思うくらいのウェアを選びます。寒いのはどうにもなりません。防寒が第一です。暑くなったら脱げば良いのです。筆者は、暑くなって脱いだ服を収納するためのタンクバッグを装備して出発します。

最高気温15度の日に適したバイク服装の注意点

最高気温15度の日は、朝晩と日中で気温の差が大きくなるため、服装の調整が難しい気候です。特に日中は暖かく感じても、朝晩は風が冷たく体が冷えやすくなります。
そのため、朝晩の冷え込みを見越した防寒対策が必要ですが、日中の暖かさにも対応できる柔軟な服装がポイントです。

このような日に適した服装は、基本的に3シーズン対応のライディングジャケットを選びましょう。インナーが取り外せるタイプのジャケットであれば、気温に応じて調整しやすいため便利です。
朝は防寒インナーを装着し、日中はインナーを外すことで快適に過ごせます。また、ウィンドブレーカーなどを持ち歩いて、風が強くなる際には手軽に羽織れる装備も役立ちます。

インナーには薄手の防寒素材を選び、ジャケットの下に重ね着をすることで、気温が上昇した際にも対応可能です。また、通気性の良い素材を選ぶことで、日中の暖かさに対しても蒸れを防ぎ、快適なライディングが楽しめます。

手元や首元は冷えやすいため、ネックウォーマーや防寒グローブを着用すると良いでしょう。これらは簡単に着脱できるので、日中の暖かい時間帯に外して温度調整を行うことが可能です。

最高気温20度に対応するバイク服装の選び方

最高気温20度になると、バイクに乗る際には軽装でも十分に対応できる季節です。しかし、特に日陰や風が強い場所では冷えを感じることもあるため、適切なバランスの取れた服装選びが重要になります。

最高気温20度では、通気性の高いメッシュジャケットや軽量のライディングジャケットが適しています。これにより、風を通して快適に走行することができ、日中の暖かさにも対応できます。また、ジャケットの下に長袖Tシャツや吸汗速乾性のある薄手インナーを組み合わせると、温度調整がしやすくなります。

ただし、朝晩の冷え込みや、突然の気温変化にも対応できるように、軽量のウインドブレーカーやジャケットを持っておくと良いでしょう。日中の気温が上がる場面では、ジャケットのベンチレーション機能を活用して、風通しを確保することもポイントです。

グローブやブーツは軽量でありながらも、冷えを感じやすい場合には、防風性のある素材を選ぶと安心です。また、バイクに乗っていない時間帯には、バイクウェアが蒸れないように、通気性や速乾性のある服装を心がけることが大切です。

以上のポイントを抑えて、最高気温20度の日でも快適かつ安全にバイクライディングを楽しむことができます。

当ブログの過去記事「最高気温20度のバイク服装ガイド!春秋に最適な装備と注意点」もぜひご覧ください。最高気温20度の日にチョイスすべきアイテムや注意点を網羅した記事です。

バイクライダーのための快適な服装と防寒対策

阿蘇は革着用でも寒いときがある

バイクライダーにとって、寒い季節でも快適かつ安全に走行するためには、効果的な防寒対策が欠かせません。特に気温が10度を下回る状況では、防風性能の高いジャケットやインナーが必須です。
また、寒さに加えて、バイク操作に影響しない動きやすさも重視する必要があります。この章では、快適性と安全性を両立させたバイク服装選びのポイントを詳しく紹介します。

気温10度でのバイクに最適な服装アイテム

10月中旬の早朝、夜明け前の道路脇に停車しているバイクと、気温9℃を表示する電光掲示板。午前5時半で、寒さが厳しい状況を伝えるシーン。
電光掲示板には「気温 9℃」の表示…マジで寒かった!

気温10度のバイク走行では、体感温度がさらに低く感じるため、しっかりとした防寒対策が必要です。特に風を受けるバイクでは、保温性が高く、動きやすいアイテムの選び方が重要です。

ライディングジャケットは防風性と保温性の両立がポイントです。特にインナーが脱着できるタイプの3シーズンジャケットは、朝晩の冷え込みと日中の気温差に対応できるため便利です。寒さが厳しい朝にはインナーを着け、日中は外すことで快適さを保てます。

インナーには吸湿発熱素材のものが最適です。ヒートテックや防寒インナーは、体から発せられる熱を効率よく保持し、汗による蒸れを防ぐ効果もあるため、長時間のライディングでも快適です。

手足の防寒も忘れずに。冬用グローブ厚手のソックス、防風ブーツなどで冷えやすい末端をしっかり守りましょう。必要に応じて、ハンドルカバーブーツカバーも使用することで、冷え対策がより強化されます。

【筆者の経験】
筆者が住む九州には阿蘇があります。阿蘇は標高が高く、海沿いの平地に比べ10度以上気温が低いときがあります。つまり、平地で20度であっても阿蘇は10度です。出発するときは暑いくらいの装備であっても、山の上ではちょうど良いか寒いときがあります。山岳地帯を目指す場合はウェア類に注意を払いましょう。

コスパのよいアイテムを使ったバイク服装選びのコツ

今の時代、ネット通販にはコストパフォーマンスに優れた防寒アイテムが豊富です。寒冷時に役立つアイテムをうまく取り入れることで、リーズナブルかつ機能的なバイクの服装を実現できます。

防風防寒ジャケット、防寒インナー、オーバーパンツ、防寒グローブなど全身をトータルで考えながら、バイクに乗る際の動きやすさも維持できるコーディネートをチョイスしましょう。

かっこいいバイクの服装を選ぶためのポイント

バイクに乗る際には、機能性だけでなく見た目のかっこよさも重視したい方が多いでしょう。かっこいいバイク服装を選ぶためには、デザインと機能性を両立させることがポイントです。

ジャケット選びではレザージャケットが定番のアイテムです。レザーは防風性に優れ、スタイリッシュな見た目を演出してくれるため、バイクライダーには根強い人気があります。ただし、裏地がないレザージャケットの防寒性は低いので、寒い日には中に防寒インナーを着込むことや裏地のあるレザージャケットを着用するなどの工夫をしましょう。

プロテクター付きジャケットも機能性とデザインを兼ね備えたおすすめアイテムです。最近では、プロテクターが目立たず、スリムでかっこいいデザインのジャケットも増えているため、安全性を確保しつつ、スタイルも崩さずに着こなすことが可能です。

パンツやブーツも、バイク専用のデニムパンツレザーのライディングブーツなど、普段着としても使えるスタイリッシュなアイテムを選ぶことで、全体のコーディネートをかっこよくまとめることができます。オーバーパンツもおすすめです。

ネイキッドバイクに合うおすすめのバイクファッションとは

ネイキッドバイクは、そのシンプルで無骨なデザインが特徴のバイクですが、それに合ったファッションもまた個性的でありながら、実用的であることが求められます。ネイキッドバイクに似合うファッションは、シンプルでありつつ、機能性を兼ね備えたものがベストです。

レザーやデニム素材のジャケットは、ネイキッドバイクに良く合います。レザーは無骨でクラシックな雰囲気を演出し、デニムはカジュアルで軽快な印象を与えます。これに防寒インナーを重ねることで、機能性も確保できます。

パンツには、プロテクター付きのライディングデニムがおすすめです。バイク専用のデニムは、通常のデニムに比べて耐久性が高く、安全性にも優れています。スタイリッシュなデザインで、普段着とのギャップがなく、バイクから降りた後も自然に過ごせます。

足元には、レザーのライディングブーツを選ぶと、全体のコーディネートが引き締まり、ネイキッドバイクのスタイルにぴったりマッチします。

バイクに乗せてもらうタンデムライダーの服装ガイド

タンデムライダーとしてバイクに乗せてもらう際は、運転するライダーとは異なり、特別な装備を持っていないことが多いです。しかし、風や寒さを防ぎ、安全を確保するためには、適切な服装を選ぶことが重要です。

風を防ぐジャケットウィンドブレーカーを着用しましょう。バイクは風を直接受けるため、風通しの良い素材では体が冷えてしまいます。また、寒さ対策のために重ね着を意識することが大切です。動きやすい薄手のセーターやフリースを重ね着することで、防寒しつつ、快適さを保てます。

パンツは動きやすく、かつ防風性のあるものを選びましょう。ジーンズや防風素材のパンツは、バイクに乗る際に適した選択肢です。スカートや薄手のズボンは避け、しっかりと体を守れる服装を選んでください。

スニーカーやブーツのように足元がしっかり保護される靴を選び、安全性を高めることも重要です。できれば、くるぶしが隠れるハイカットの靴を履いてください。サンダルやヒールのある靴はバイクに乗る際には危険です。サンダルやヒールはやめましょう。

「タンデムのコツ」について、筆者が詳しく解説した記事がバイクメディア「モトコネクト」様から公開されています。下記の記事もぜひご覧ください。
【ベテランが伝授】バイクの二人乗り(タンデム)のコツ、前後両方教えます。

バイクでレザージャケットを着るのに適した気温は?

レザージャケットはバイクライダーの定番アイテムですが、適した気温で着用することがポイントです。気温15度から20度が、レザージャケットを快適に着られる時期です。レザーは防風性に優れていますが、保温性が低いため、真冬には向いていません。

15度前後の気温では、レザージャケットを着ることで風をしっかり防ぎつつ、快適にライディングできます。ただし、10度以下の気温では、レザーだけでは寒さが厳しいため、防寒インナーを着込むことが必要です。逆に20度を超えると、レザーの通気性が問題となり、暑さを感じることがあるため、季節や気温に応じて着用することが大切です。

バイク通勤におすすめの防寒対策アイテム

バイク通勤では、朝晩の冷え込みや風対策が重要になります。
特に寒い時期には、以下の防寒アイテムを揃えて快適な通勤を目指しましょう。

防風ジャケットは必須アイテムです。通勤では時間が限られているため、軽量で脱ぎ着がしやすく、保温効果の高いジャケットが便利です。また、通気性を確保できるベンチレーション機能付きのジャケットなら、気温変化にも対応しやすくなります。

ネックウォーマー防寒グローブも必須です。特に指先は冷えやすいので、電熱グローブなどを使うと、手がかじかまずに快適に通勤できます。また、足元には防風パンツ防寒インナーを着用し、冷え対策を徹底しましょう。

最低気温10度でも快適に走行するための便利な小物アイテム

最低気温10度のライディングでも、快適に過ごすための小物アイテムを取り入れることで、寒さ対策が強化されます。まず、ネックウォーマーは首元の冷えを防ぐために必須です。首周りが冷えると全身の体感温度も下がるため、保温効果のあるネックウォーマーを着用しましょう。

グリップヒーターは手の冷えを防ぎ、快適なライディングをサポートします。長時間の走行でも手が冷えないため、冬場には特に役立ちます。また、ハンドルカバーを併用すると、さらに防寒効果が高まります。

インソール付きブーツカイロなどを活用することで、足元の冷えを防ぎます。特に長距離ツーリングでは、足元の防寒対策が不十分だと快適性が損なわれるため、しっかりとした防寒を心がけましょう。

気温に合わせてウェアをチョイスしよう

最低気温が10度になるときのバイクの服装、まとめ

この記事では、最低気温が10度になるときのバイクの服装について、詳しく解説しました。ポイントは下記の通りです。

  • 防風性と保温性を兼ね備えたライディングジャケットを選ぶ
  • インナーは吸湿発熱素材のものが快適
  • グローブやブーツは防寒性に優れたものを選ぶ
  • 3シーズン対応のジャケットが温度調整に便利
  • 朝晩の冷えに備えてウィンドブレーカーを持つ
  • 最高気温15度の日は重ね着や調整が重要
  • 最高気温20度の日には通気性の良いメッシュジャケットが適切
  • ワークマンの防風ジャケットはコスパが高い
  • レザージャケットは気温15~20度が適している
  • ネックウォーマーや防寒グローブで末端をしっかり保護
  • バイク通勤には軽量で保温性のあるジャケットが最適
  • グリップヒーターやハンドルカバーで手の冷えを防ぐ
  • カイロやインソール付きブーツで足元の防寒対策を行う
  • ネイキッドバイクにはレザーやデニム素材のファッションが合う
  • バイクに乗せてもらうときは防風性のある服装を心がける

バイクを快適に楽しむためには、適切な服装と防寒対策が欠かせません。今回ご紹介したポイントを押さえて、寒い季節でも安全かつ快適なライディングを実現しましょう。
防寒アイテムや装備がまだ揃っていない方は、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。ぜひ、防寒対策を万全にして、次のツーリングを思いきり楽しんでくださいね。

この記事がお役に立てば嬉しいです。
あなたのバイクライフを応援しています。

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